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出逢った頃(6)初のNYへ

※ 回想シリーズ、出逢った頃(1)出逢った頃(5)の続きです。

映画キャンペーンの懸賞に当たって( といっても特賞じゃなく、いってみれば2等賞みたいなものですが ) 破格の費用で参加することになったニューヨークツアー。期間は7日間で、時期は3通りの出発日から選択することができました。私はそのうち最終の11月20日出発を選びました。

さて、いくら破格の参加費用といえど、全然貯金がないのに、費用をどうするか?

申し込み金(ツアー参加代金の一部を頭金として)やパスポート取得代などは、手持ちの生活費のなかからなんとか捻出しましたが、残りのツアー参加費18万円ほどを全部ローンにしました。

ニューヨーク滞在中に使うお小遣いは、消費者金融に借りることにしました。最短期間である10日間だけ借りれば、利子が比較的安く抑えられるからです。
出発が11月20日で、給料日が25日でした。10万円を借りて持って行って、帰ってきたらすぐに銀行口座から給料をおろして全額返済すればいい。給料がほとんどなくなってしまうけど、12月に入ればちょうど冬のボーナスが入るので、なんとか食いつなげる。

当時の為替レートは1ドル280円くらいだったと思います。ドルが今の3倍に感じる頃、ニューヨークでは何を買っても何を利用しても高い! ...でも10万円全部使い切ったわけじゃなく、いくらか残して帰りましたよ、アパート家賃を11月末に支払うために。

そんなギリギリの予算だったので、海外旅行保険に入るかやめておくか、ものすごく迷った末、保険代をケチりました。本当は、お金に余裕のないとき ほど、万が一の場合にどうにもならなくなるわけだから保険に入っておくべきだったんですよね。結果としては、幸いにも何事もなく済んでほんとによかったですけれど、振り返るとやっぱり危ないことをしました。もうあんな綱渡りはしたくないです。

ニューヨーク行きを決めてから仕事のほうは忙しく、それに加えて慣れない旅行の手続きとか、新橋のレンタルスーツケース屋さんまでスーツケースを借りに行くなど、あわただしかったです。(ちなみに、当時支払ったスーツケースレンタル料金と同金額で、今なら最低価格帯の新品が買えます。) 出発前日は、夜遅くまで残業して、アパートに帰ってから旅行の荷造りを深夜の3時頃までやっていました。それでちょっと無理がたたってか、風邪を引いてしまいましたが、当日朝、ワクワクしながらアパートを出ました。


成田空港の集合場所に着くと、「どうやらこのパッケージツアーは本当にサギなんかじゃないぞ、ちゃんと行けそうだな~ 」という実感がようやく(笑)してきました。しかも、近畿日本ツーリストの人が添乗してくれるのは安心です。一緒に行く参加者らは、若い人が多かったです。

離陸。

それが私にとってはじめての飛行機体験でした。本州の外に出るのさえ初めて。
飛行機ももちろん初めて。飛行機に乗ったというだけでもドキドキしていました。

大韓航空の便でした。ソウル乗り換えでニューヨークへ行くことになっていたのです。それがおそらく当時の格安ルートだったのでしょう。

しかも、ソウルの金浦(キンポ)空港でちょうど直前に火災事故があったため、金浦空港をしばらく利用できないとのことで、いったん釜山(プサン)の空港へ。それからようやくソウル。

金浦空港の建物内はタバコの煙が濃く、廊下のずっと先を見渡すと紫色に煙っているほど。風邪を引いていた私は喉が痛く、悪化しないかと心配でした。金浦空港を発ってから、今度は給油のためアラスカに着陸。それからようやくニューヨークのケネディ空港に到着!

ニューヨークはすっかり夜で、ツアー 一行はバスでホテルへ直行し、チェックイン。
十分立派なホテルでした。立派すぎる!! しかも、51丁目と52丁目とブロードウェイという好立地!
気がついたら、風邪が治っていました。憧れのニューヨークにやっと来られたというワクワク感が風邪を吹き飛ばしたのでしょうか?
同じツアー参加者のお1人と相部屋でした。が、まったく問題なし。

ホテルの売店で真っ先に『New Yorker』誌を買いました。これに有名ジャズクラブのライブ情報が掲載されていることを、以前に東京の書店の洋書コーナーで見たことがありました。以前の号では増尾さんの名が載っていたのですが、ホテルで買った号には増尾さんの名は見当たりませんでした。『ヴィレッジ・ヴォイス』誌になら、もう少し詳しく出ているだろうか、と思ったけど、見当たらなくて入手できませんでした。

夜が明けて、ニューヨーク滞在初日の午前中は、マンハッタン内バス観光。この半日間のバスツアーの後は、4日間ずっと自由行動というパッケージツアーでし。海外がはじめてで、だけど自分でも自由に街を探索してみたい私には、ちょうどいいプランだったと思います。

その半日バスツアーで、国連のビルにも入りました。国連のビル内を見学中に、ちょうど公衆電話が数台並んでいるコーナーを見かけました。黄色くぶ厚い電話帳が置いてありました。電話帳を開いて、増尾さんの電話番号を見つけました。バスへの集合に間に合うように、とちょっとあせりながら、受話器をとってその場で電話をかけてみました ...

( 次回 へ 続きます)
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Kaco

Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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