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マイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソンが大好きだったけど、ファンというほどではありませんでした。訃報にはものすごくびっくりしたし、世界のポップス界にとって大きな損失だと思ったし、マイケルが久しぶりのコンサートを控えていただけに余計に残念だと思ったけど、その程度でした。

 

でも、日がたつにつれて、ネットでマイケル関係の情報やコメントをどうしても目にしてしまうし。マイケルについて知らなかったことをいろいろ知ってしまい、また動画のマイケルの素晴らしさに見とれたりしているうちに、じわじわとダメージがやってきてしまいました。

 

私がマイケルの曲をはじめて意識して聴いたのは、オフ・ザ・ウォール の頃。当時ときどき行っていたダンススタジオで、ジャズダンスの先生がマイケルの曲も使っていたのでした。Don't Stop Till You Get Enough とかね (けっこうクインシーの色も出ていましたね)。 マイケルの曲に合わせて動きました。懐かしい。あの頃からマイケルの歌は好きでした。ポップシンガーの中では自分の好きなアーティストベスト3くらいにいつも入っていたかな。当時、私はテレビを持っていなかったけど、どこで観たんだったか? マイケルのダンスの格好良さも知っていました。 Thriller とか、The Girl Is Mine とか We Are The World あたりまではよく憶えています。

その後自分の生活が忙しくて音楽シーンに疎くなってしまいました。で、テレビを持つようになって、たまにニュース番組でマイケルが取り上げられるのを偶然目にするようになりましたが、ほとんどがゴシップネタや顔の変化などについて。たとえば性的虐待で訴えられたニュースについては、当時のテレビ番組でも「賠償金目当てのでっちあげではないか」との推察の声がごく一部であったような記憶はありますけど、だいたいは興味本位でおもしろ可笑しく好き勝手にネタにしていたという感じ。私はそういうのを話半分に聞くときもあったけど、あまり深く考えず ふーん と思って見ていたんですね。 恥じ入ります。

 

で、今になって、あれこれネットで調べ、マイケルがマスコミの えじき として いかに酷い目に遭わされてきたかが よくわかってきました。お金目当てでマイケルに群がる連中と、あることないことゴシップにしたがるマスコミ、そしてそんな馬鹿なマスコミを鵜呑みにするか、鵜呑みじゃなくても多少なりとも歪曲したマイケルのイメージを持ってしまった多くの人々。そのせいで、マイケルがどんなに精神的に傷めつけられていたかを想像すると、胸が痛みます。 みんなでよってたかってマイケルをいじめて、彼の音楽活動の足を引っ張って、早い死に追いやったようなものではないか、という感じが私の中で強くなってきました。残念でなりません。

 

たとえばマイケルの顔の白さについて。「マイケルが白人になりたくて皮膚移植したり肌を漂泊したり薬を飲んだりしたのでは?」と言われ続けました。本人は、1993年のテレビ番組インタビューで、皮膚病のせいだということをはっきり述べているんですね。白斑 vitiligo は、一部の皮膚の色素が失われて白い斑点ができ、そういう白い部分が広がっていく病気。身体の一部に留まるケースもあれば、全身に広がるケースもあるようです。マイケルは、白斑が出始めの頃、まだら模様を化粧で隠すため、白くなった部分を黒っぽく塗っていましたが、白い部分が多くなってからは逆に黒っぽく残っている部分を白く塗るようになったそうです。

1993年のそのインタビューを、日本のマスコミは知らなかったか、知っていても無視したのか。日本のテレビ番組ではそのあとも、マイケルが白人に近づきたくて肌を白くしたかのような憶測を無責任に流しつづけたのを、私は何度も見ています。マイケルは黒人であることを誇りに思う、と言っていた事実には目もくれず。

 

YouTubeの英語の動画ですが、↓これを見ればマイケルの肌の色についてほとんどの人が信じて納得するでしょう。

Why Michael Jackson's skin turns white?

(追記:↑この動画のインタビュー部分については日本語字幕バージョン「Michael Jackson vitiligo 白い肌の秘密」が見つかりました)

マイケルはインタビューで、白人になりたいと思っていると誤解されることで僕は傷ついているんだ、と必死に訴えていますね。

 

性的虐待で訴えられた件でも、無罪を勝ち取っても、灰色のイメージが残りました。賠償金 目当ての親の狂言のせいで、マイケルはイメージを傷つけられた。それだけでなく、裁判で時間をとられて音楽活動ができなかったのですね。細かい訴訟も合わせると無数の件で訴えられてきたそうで、それらに奪われた時間と精神エネルギーとお金...計り知れないロスです。無実を示すために屈辱的な取り調べを受けなければならなかったこともあったとか。 なんでマイケルがそんな理不尽な目に遭わなければならないのでしょう。

天性の才能だけでなく、幼い頃から練習させられ、努力して得た栄光。なのに、スーパースターであるがゆえに ... もちろん、スーパースターだからといってマスコミがデタラメを垂れ流して許されるべきではなく、名誉毀損で訴えられてもおかしくないと思いますが。

 

マイケルは優しい心とハガネのようにタフな精神力を持っていた人だったんだな~と思いました。

それでも とうとう倒れてしまった。

本当に気の毒で、悲しいです。

 

マイケル、

生きているうちにもっとわかってあげなくて、ごめんなさい。

せめて天国ではのびのびと楽しくすごしてほしいです。どうぞ安らかに。

 

マイケルが旅立った今、出版社はこぞってマイケルネタでひと儲けしようと、マイケルについて書けるライターを探しはじめているらしいけど、あることないことをまた安易に書き立てられやしないかとちょっと心配です。憶測や偏見やの混じった内容の本ならば、そんな本売れないでほしい、買わないでほしい、と思います。

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Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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