スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

試聴 と 視聴

最近ネットで、音楽CDの「試聴」 のことを 「視聴」 と書いているケースをよく見かけるな~~と感じていました。これはもう、単なる入力ミスとかじゃなく、混同している人がけっこういるんじゃないか? と思って Google で検索してみました。

┏ "アルバムの試聴" の検索結果 約 31,200 件
┗ "アルバムの視聴" の検索結果 約 12,500 件

┏ "CDの試聴" の検索結果 約 62,100 件
┗ "CDの視聴" の検索結果 約 31,000 件
 フォトCDなどの視聴も含む

かろうじて「試聴」のほうが多いものの、「視聴」の件数の多さにはびっくりです!!
検索でヒットしたページの中には、やはり世の中の「試聴」と「視聴」の混同について指摘しているページもいくつか目につきました。


「視聴」は、テレビ・映画・動画・DVDなどを "見て"聴く ことです。

音楽CDの「試聴」は、"試しに" 聴くことで、見る行為は含まれていません。 この「見る行為が含まれていない」という点について、人によってはジャケットデザインをPC画面で見ているじゃないか、と解釈しているのかもしれません? そういう意味では「視聴」と呼んでもいいのかも。それでも「試」の文字がないと、試し聴きの意味は伝わらないですね。


CD販売店やレコード会社やアーティストがネットで提供する試聴の場合、数十秒しか聴けないとか音質などの制約があるのが普通で、もっとじっくり聴きたいなら(または気に入ったなら)購入してくださいね、ということになります。それが試聴の意味のはず。もしも「試聴」ではなく「視聴」してくださいと言われたら、あ、CD買わなくても聴かせてもらえるのね、って 受け取られてもしかたないと思いませんか? (… 実際には、多くの人にちゃんと 試聴 の意味として通じていることでしょう.笑)

 

DVD も購入前に少しだけ試しに視聴できるなんていうことに、今後なっていくでしょうか? その場合は「試視聴」でしょうね?それとも 「試覧」?

とにかく、 あまり混同した使い方が増えないでほしいな、って気がします。自分の感覚がずれてるのか?と不安になってしまうので。

さて、そこでハタと疑問に思ったのですが、DVDを観ることを DVDの「視聴」と言うけど (あるいは「閲覧とも)、 CDを "聴く" ことを漢字熟語で言いたいとき、何と言えばいいのでしょうね?

考えてみるに、テレビの「視聴」に対してラジオは「聴取」というので、それからすると CDも「聴取」と言えばいいのかな~? と。 さっそく Google してみたら、件数はごくわずかながら「CDの聴取」がヒットしました。図書館の案内などで この表現が使われていました。なので、使っても悪くはなさそうな感じですね?

だけど、「聴取」というと、やっぱり「事情聴取」を思い浮かべるし、なんだかな~。 音楽CDはあんまり "聴き取る" という感じじゃないな~~ どっちかというと「CDの鑑賞」というほうが、私にはしっくりきますけど、使える場面は限定される気がします。 あと、「CDの閲覧」はどうだろうと思ってネット検索してみたら、音楽CDではなく フォトCD の閲覧を指して使用されていました。画像・映像情報の入ったCDについて「閲覧」を使うのは 実に納得できますね。 

 

(※追記: あとになって「フォトCD」で気がついたことですが、上記のGoogleでの「CDの視聴」検索結果の中にも、映像とサウンドを含むCDの視聴、つまり正当と思われる使い方の「視聴」も若干含まれているものと思われます。)


言葉 っていろいろあるようでも、ときにはぴったりのいい表現がなくて不便に感じることがありますね。
英語なんて、日本語の「視聴する」にぴったり対応する表現がないです。 audiovisual がそれに近いけど、行為を表わす単語じゃないし。難しい~

web拍手 by FC2
プロフィール

Kaco

Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。