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心のこり ~ キーボーディスト深町純氏へ

※もっと早くにアップしたかったのですが、ここしばらく、ブログどころではない状況が続いていました。某SNSサイトの自分の日記に書いたものを、年が変わる前にここに転載しておきます。

(11月23日に書いた文より)


深町純さんが、22日夜に亡くなったそうです。

自分は ただの1音楽ファンであり1リスナー
といえばそこまでなんですが、
ここ2~3年の間に、深町さんと個人的にも ほんのちょっぴり かかわりがありました。

最初は、Eメールの取り次ぎ。
深町さんのお店 FJ's に増尾さんが初出演されることが決まった
2008年4月、深町さんから増尾さんサイドへの連絡を取り次いだときでした。

深町さんは最初、増尾さんのマネージャー氏宛のつもりだったため、
私からの返信をちょっと意外に思われたようで、でも
そのやりとりの中で、深町さんは私にも気配りしてくださって
昔の増尾さんとのエピソードを書いてくださいました。

そして翌月、中目黒の FJ's へ
増尾さんとノリ奈良岡さんのデュオ を聴きに行ったとき、
深町さんと握手して少しお話もしたのです。

さらに、この秋からは、ツイッターで彼とつながっていました。

彼のほうから先に私をフォローしてくださったのです。
もしかしたら、ツイッターを始められたばかりで
とりあえずフォローしてみよう、という ノリ だったのかもしれません。
私はツイッターで自己紹介に何も書いていないので、
彼が 単に私の音楽関係のつぶやきを見てフォローしてくださったのか、
それとも私のことを誰であるか気付いてくださったのか、
今となっては確認のしようがありません。(泣)

フォローし始めていただいたあの頃、自分は、ツイッターやらFacebookを今後 まともに やっていくかどうかちょうど迷っていた時期だったし、あの頃仕事などで精神的にゆとりがなかったので、とりあえずフォロー返しだけはしたものの、そのままになっていました。(しかも フォロー返ししたのがすぐではなくて 少し間のあいた反応になってしまった。)

もう少ししたら個人的に御礼メッセージなんぞを出してみようかな?
それに 彼のお店 FJ's にも行ってみようかな? なんて思っていた
そんな矢先だったんですよ ...

なんてタイミングの悪いこと!

もっと 伝えたかったことが あったのに ...




実は、

深町さんの昔のニューヨーク録音アルバム 『オン・ザ・ムーヴ』は、
わたしが インスト音楽を本格的に聞き出すきっかけになったアルバムなんです。

ラジオで歌手 野口五郎 さんが、ニューヨーク音楽の紹介みたいなことをやっていて、そのときに深町さんの『オン・ザ・ムーヴ』をかけました。 ブレッカー・ブラザーズ とか、スティーブ・ガッド、リチャード・ティー、バリー・フィナティ、アンソニー・ジャクソンなどが参加したあの録音です。
それからでしたね。私がインストばかり聞くようになって、フュージョン、ジャズ へと のめりこんでいったのは。

月日は流れ、深町さんに今度は直にお会いして、その人柄にとても好感を覚えていました。が、私の昔の『オン・ザ・ムーヴ』 体験のことは、彼にちゃんと話してはいませんでした。そんなこと話すよりも、今後彼のライブや彼のお店のライブに少しでも行ったなら、そっちのほうが彼にとって もっと喜んでもらえることだと思ったから。 まずはそっちが先決だな...と。

あぁ、それなのに... 深町さん、ごめんなさい。
もっと、彼の演奏を聴いたり、彼とネットでも直にも 交流してみたかった。

今、天国からなら彼はこの文をご覧になれるのかな?

なんか すごく心のこりです。

ごめんなさいというよりは、ありがとう といったほうがいいのかもしれない。

深町さん、ありがとう。

YouTubeにある、名盤 『On The Move』 のアルバムタイトル曲です:
http://www.youtube.com/watch?v=1B4IcGYEur8

『オン・ザ・ムーヴ』CDはamazonで買えますよ! (→ Amazonで深町純さん関連のCDをほかにも見る
それから動画をもう1本、深町純Keyboard Party vol.110
http://www.youtube.com/watch?v=AidT9katflg


どうぞ安らかに。


(ここまで11月23日記)
----------------------------

11月26日に目白教会まで行き、深町さんにお別れしてきました。

教会の表玄関前に献花者の名前が掲示されていて、増尾好秋さん、坂本龍一さん、井上陽水さん、南こうせつさんなどなど、音楽会の錚々たる方々の名が連なっていました。 弔電も数百件寄せられたそうです。それから、会場はあまりに人が多くて私は気付かなかったのですが、沢田研二さんが見えていたそうです。
深町さんの、幼少の頃から天才ぶりをうかがわせた逸話や、彼の反骨精神、そして人間としての暖かさなどが語られ、いかに偉大な人が亡くなってしまったか、そのことを感じずにはいられませんでした。

私が個人的に深町さんに伝えたかったことは、ご遺族に言ってもしょうがなく...ただ心の中で深町さんに向けてつぶやいてきました。一応、告別式に参 列できて私の中でなんとか最低限のけじめがついたかな?という気持ちでした。


ところで、深町さんが生きていらっしゃるうちに書くべきことだったのですが、中目黒にある彼のお店 FJ's のことです。
FJ's では、ミュージシャン深町さんの考えで、客からのミュージックチャージをお店側が全然取らずに、100%出演ミュージシャンに渡すのだそうです。そんなことしたらお店はふつう絶対にやっていけません。それを何とかやってきたのは素晴らしいことですよね。ほかのお店は、まれにテーブルチャージを別にとっている場合に、ミュージックチャージを全部出演者に渡す場合もあるようですが。今後 深町さんなしでは、その方針はさすがに続けられるかどうか?ですが、おそらくできる限り守ろうとさせるのではと想像します。

それと、出演ミュージシャンが同意している日は、ミュージックチャージは オープン なんです。これも深町さんのアイディア。お客さんが各自、いくら支払うかを決めることができる。で、支払うときに、いくら払っているか他の人から見られるのがいやだろう、という配慮から、白い封筒が用意されていて、そこにこっそりお金をしのばせて差し出せるようになっているのです。増尾さんがご出演の日もこの方式にされていましたね。

ミュージシャン想い、客想いのこの方式、「深町方式」とでも命名して広げられたらいいね~ なんて、友人と話しました。
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プロフィール

Kaco

Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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