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出逢った頃(4) 『Good Morning』発売時の来日

回想 出逢った頃シリーズ (1)(3) の続きです。なお、「出逢った」といっても、一ファンとして私が増尾好秋さんの存在を知ったというだけで、最初の頃はずっと一方通行の出逢いのままです。

 さて、翌1979年には、キングレコードのエレクトリックバード・レーベルから増尾さんのレーベル2作目『サンシャイン・アヴェニュー』が、同年末には3作目『グッド・モーニング』が発表されました。豪華ゲストミュージシャンが参加したレーベル第1作と違って、2~3作目は、基本的に増尾さんの自己のバンドのメンバーでレコーディングされたもの。アルバムのコンセプトも1、2、3作目でそれぞれ違います。これらを聴いてますます私は増尾さんの音楽性の素晴らしさと魅力を再確認していました。

 そして『グッドモーニング』の発売と同時にやっと増尾さんの来日ニュースが!...レコーディングメンバーを帯同しての日本ツーです。80年の1~2月。やった!!
 78年夏の六本木PIT INNライブのとき、増尾さんは「また(日本に)来ますから 」って言ってたけど、それから1年半にもなります。ずいぶん待ちましたよぉ~~

 全国数カ所でのコンサート。東京では芝郵便貯金ホール(1/29)と厚生年金会館(2/9)でありました。そして2/10にライブハウス六本木PIT INNでも。全部行きましたよ。当時はおこづかいに余裕がなかったけど、ほかのことは我慢してこれの入場券に注ぎ込みました。当時のコンサート入場券は、今にして思えば安かったですね。

1980年1月29日郵便貯金ホールのチケット


 コンサートホール客席の前から数列目中央のほうの座席で観たのですが、私の席のすぐ1つ前の列には、増尾さんのご両親と従姉妹か誰かと思われる親族の方々が花束を持っていらっしゃいました。私も淡いピンクのバラとかすみ草の花束を ステージの増尾さんに渡しました。
増尾さんが花束を手にしているステージ写真が、その後で発行されたJazz Life誌に掲載されました。「おお、これは私の渡した花束だ~」なんてね。ところで、花束を手にされていたご親族のうち、お母様ではなく若いほうの女性ですが、もしかしたら従姉妹ではなく増尾さんのお姉様だったのかもしれません。当時、私は増尾さんにお姉さんがいるなんて知らなくて(2人もお姉様がいらしたのですね)、元章さんと二人だけの兄弟だと思っていたので、従姉妹かな~? なんて勝手に想像していたのです。その女性と、私は2年後の増尾さんコンサートで言葉を交わすことになります。これについてはまた後で。

19800210 Ropponngi Pit Inn


六本木PIT INNでのライブは、ステージとの距離がうんと近かったせいもあってか、バンドの迫力をいっそう肌で感じました。 椅子をぎゅうぎゅう詰めに並べた会場で、私は前から3列目くらいだったように記憶しています。ピアノのビクターがソロのときにヒートアップして、飲み干したオンザロックのグラスを片手で持ち上げて揺さぶりパーカッションのように氷をカラコロ鳴らしたかと思うと、ピアノの弦めがけて氷をぶつけたんです。ガシャーンッと音がハジけました。( ピアノ大丈夫かっっ? とちょっと心配になったりして ) 彼がニューヨークでよく出演しているというパンクロックのメッカ CBGB OMFUG でこんな荒っぽいことことよくやるのだろうか? なんて思ったものです。

そんな熱いステージが終わった後、わたしは増尾さんに話しかけて、初めて会話らしい(?)会話を交わしました。といっても、たぶん数十秒間だったんじゃないかな?

以前にファンレターを出して、そのお返事をいただいて嬉しかったことを告げて、あらためてお礼を言いました。そしたら

増尾: 「名前 なんていうの?」 

(え?! 自分の名前なんか言っていいのかな? ファンレターの差出人名なんて覚えてないだろうし、今ここで言ったところで ...? ) と思いながらも。

自分: 「 ○ ○ ○ Kaco です」

と答えていました。今、考えてみると、私はファンレターを1回書いた(プラスお返事の御礼を出した)だけだったけど、ほかにもっと増尾さんに、何度もファンレターを出していて名前を覚えられている人もいたのかな? だとすれば、その中の誰かに当てはまるか確認されただけだったかもしれないですね。
そして。

増尾: 「また書いてよ」

わぁ! イイのかな?! 単なる社交辞令的&ファンサービス的なひと言? でもまあ、返事を特に期待さえしないなら書いていいんだろうな ...ぐらいに思いながら、

自分: 「ハイッ! (嬉)」(ちゃっかり)

そんな短い会話でした。奥様のシャーリーさんがすかさず横から声をかけてくれて、増尾さんと同じようなことを言ってくれるんですよね。今度こそ、またファンレターをいつでも気軽に書いてよさそう、と思い込んだ次第。そのときのお話の感じが、お二人ともニコニコしていてとってもホワーッと温かい雰囲気で、実際にどういう内容を話したかということと関係なく(内容も嬉しかったけど)、とにかく心がホクホクしました。

時刻はもう、六本木 地下鉄駅の終電をすぎてしまっていました。PIT INNを出て、前の道の反対側に渡ってからすぐにタクシーを拾いました。山手線がまだ動いているうちに、最寄りの山手線駅までだけタクシーで行って(節約のため)、乗り継ごうと急いだのでした。
タクシーに乗りこんだとき、


運転手: 「お客さん、 何か イイことあったんですか


私、ただ行き先を告げただけなんですけど。よっぽどニマニマしていたんでしょうか? 声もはずんでた?
まぁ、全身から嬉しそうなオーラが出てたのかも。

自分:「ええ、憧れの有名人とさっき話したんです。ニューヨーク在住の人で 」 ....


あのあと、山手線の原宿駅から池袋駅まで乗って、池袋から先は、どうやって帰ったのか覚えていません。あの私鉄は終電まだあったのかな? 歩いたとしたら、かなりの距離があるはずだし。あの頃相当忙しくて体力勝負の時期だったはずだし。またタクシー? う~ん?? ...

(5)へ 続きます。
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プロフィール

Kaco

Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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