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ジャズ ライブハウスへの行き方メモ(2) 当日編

(1)準備編 に続く 後編です。 (2009/2/3 レコスケさんのアドバイスにより反省して修正) お店によって異なるお会計のシステムとか、出演者にサインをもらうときなどについてです。

 (ライブハウスによくいらしている方や音楽関係者の方へ、 これを読んで 「ちょっと違うな」とか「言葉が足りない」とお感じになる 点などありましたら教えてください。反映させていただきたいと思います。)

 

日本のジャズ ライブハウスへの行き方メモ 〔当日編〕


お店に着いてから

 

お会計 -- 前払いと後払い

お会計のシステムはお店によってさまざまです。なのでお店に尋ねても全然恥じゃないです。

大半のライブハウスは、お店を出るときにミュージックチャージと飲食代をまとめて支払う後払い方式です。番号札とか伝票をレジまで 持っていって支払ったり、座席で会計をすましたりといろいろです。

一方、お店に入るときにミュージックチャージを払う前払い方式のライブハウスもあります。新宿PIT INNでは、入るときに入り口で1ドリンク込みのミュージックチャージを払い、お店に入ってすぐのカウンターで、数種類のドリンクからどれでも好きなのを1つ取って、空いている好きな席に着きます。高円寺Jirokichiも前払いで、入ってすぐのカウンターで好きなドリンクを言って、ミュージックチャージとそのドリンクの 代金を払い、ドリンクを持って、空いている好きな席に着きます。Jirokichiの特別イベントで前売り券が発行されている場合は、カウンターで前売り券を提示または当日券を購入して、同時にドリンクを買います。こういう前払い式のお店ではたいてい、追加で飲食物がほしいとき、自分でカウンターまでオー ダーしに行くようになっていると思います。

とにかく、お店によって違うので、気後れすることなく尋ねるといいと思います。


さて、これ以降は、入れ替えなしの場合、つまり1部、2部とも通して観られる場合について書きます。「開演前」 は、1部が始まる前、「休憩時間」は1部と2部の間、「終演後」は2部が終わった後の意味で使います。 なお、入れ替え制で1部か2部のみを観る場合は「休憩時間」がありませんが、そのことを除けばだいたい以下に書いたことがそのまま当てはまります。

開演前
携帯電話 を マナーモード または オフ にしておくのをお忘れなく。
トイレはできればすませておきましょう。同伴者とのおしゃべりもこういう時間帯にしておきましょう。
・食事
は、演奏中もOKですが、開演前にある程度食べておいたほうが落ち着いて聴けていいかもしれません。
CDの購入 -- その日出演するミュージシャンのCDを 会場で販売していることが多いです。お店のカウンターや出口近く などにCDが置いてあります。 CDの販売は終演後に限られるというケースもありそうですが、たいていは、開演前、休憩時間、終演後のいつでもOKです。お店のスタッフ、出演ミュージ シャンの関係者、ミュージシャン本人などに言えば購入できます。ただし、開演前のCD購入で、出演者自身の手を煩わせることになりそうだったら、休憩時間と か終演まで待ったほうが好ましいかもしれません。
・出演ミュージシャンに話しかけてみたくても、少なくとも1部が終わるまでの間は、控えたほうがいいものらしいです。これはミュージシャンによって、また同じミュージシャンでも日によって違うでしょうから、必ずしもダメではないかもしれませんが。話しかけないでおいたほうが無難でしょう。ついでながら、開演前よりさらに遡って、ライブ会場へ向かうときに出演者と道でバッタリ会ったら、知りあいでない限り、話しかけないほうがいいらしい (記事末尾にあげた「ジャズ通り裏」サイトより)。
・ステージ写真を撮りたい人は、撮っていいかどうかについて、もしもまだだったらお店&出演者 サイドに確認しておきましょう。※最後のほうで述べるステージ写真の項参照。

聴くときのマナー

× 演奏中、客どうしのおしゃべり は控えましょう。そっと耳打ちする程度なら大丈夫だと思います。 どのみち食器の音とかが出てしまう環境なので、あまり厳密に考える必要はないでしょう。 この「静かに聴く」ということについては、人によって受け止め方の差が大きいかもしれません。これまでに、ほかの客のおしゃべりが うるさくてうるさくてすっかり閉口したことが、実際に何度かありました(わたし自身はもとから口を閉じてるんですが)。 ほかの客が聴いて楽しむのを明らかに妨害する大きさの声で 持続的に おしゃべりするのは困りものです。なかには、ステージの奏者にさえガンガン聞こえそうな声で無関係な話題をしゃべっている人も見かけたことがありますが、当然マナー違反ですね。奏者が気の毒でした。一方で、場内があまりにシーンと水を打ったように静まりかえっていると、奏者がかえって演奏しにくい場合もあると聞いたことがあります。客席がリラックスしている雰囲気は大切かもしれません。

△~ ステージ進行中に席をはずすこと(トイレとか帰りの時間の都合などで) は、できればやりたくないことですけど、もしもそうする必要が生じたなら、静かに目立たないようにすればいいと思います。どっちかというと曲と曲の合間に立つほうが気が楽ですね。

ステージ進行中の飲食物のオーダーは可能です。曲と曲の合間を見計らってお店のスタッフがオーダーをとりに客席間を回ってくれるようなこともあります。ただ、身動きできないほど店内が混んでいて物理的に難しそうなときは、ステージ時間以外のときにやっておいたほうが安心でしょう(客席がスカスカで寂しい日もあるんですけどね)。飲食ももちろんかまいません。

ステージ進行中にお店に入ることはOKです(座席を確保できるかどうかは別にして)。 残業などで多少遅れても、是非行ってください。お店によっては、曲の演奏の最中だとその曲が終わるまで待ってから着席となるかもしれません(ある特種なお店では、1曲終わるまで入り 口のドアが物理的に開けられない)。とにかく、目立たないようにそっと席に着きましょう。

 

聴くときのマナー - 拍手の慣習

音楽が好きで、興味があって行くライブなら、自由に反応していいと思います (レコスケ さんのコメントで思い出させられて これを追記)。以下は、ジャ ズに まだ ほとんどなじみのない人 向けに、だいたいの慣習についてまとめてみたものです。
MC(曲と曲の合間のトーク)の間は、トークの内容に対して拍手したいときに普通に拍手ですね。 「MC」はご存知のとおり master of ceremonies の略で、司会の意味。

1曲演奏が終わるたび に拍手。その曲がよかったと感じたら思いっきり拍手。

曲の途中、一人のソロが終わったときに拍手 --奏者から奏者へとアドリブソロが交替したところで、ソロを終えたばかりの奏者に対して短く拍手。 けど、演奏が素晴らしいのに拍手が沸かないこともたまにはあります。次のソロ奏者が繊細かつ絶妙な演奏で始めてそれを拍手で邪魔するのがもったいなかった り、単に聴き入って拍手を忘れてしまったり… などでしょうか。
いま書いた「ソロの交替」は、1コーラスとか数コー ラスずつといった長めのソロの交替をさしています。1コーラスは、曲のメロディーの最初から最後 までを ひと通り演奏する長さです。そのメロディを、アドリブで変化させて何コーラス分か繰り返す、ということを各奏者が交替でやるわけで。そのときに各奏者が終えたソロに対して拍手します。ソロが一巡したあとで、今度は1コーラス単位とかではなく、もっと短い区切りでソロを交替することがありますね。8小節ずつとか、4小節ずつなどの、バース交換と呼ばれるソロ交替です。そういうときは、交替のたびにいちいち必ず拍手はしないです。けど、こ ういうときの演奏が素晴らしくて拍手が沸くこともありますね。それと一連のバース交換が終わったときにはたいてい拍手します。

演奏中、ここぞ、という素晴らしい瞬間があった直後や、演奏が一段とノッてきたと感じるときなどに拍手や掛け声 -- これを絶妙なタイミングでやって、演奏をあおって いっそう素晴らしくさせたり 会場の雰囲気を盛り上げちゃったりする人がいます。 これができたら気持ちいいでしょうね。私自身はほとんど できないんですが。あまり、やらなくちゃ と、気負うこともないと思います。


掛け声のタイミングも拍手とだいたい同じです。

 

聴きくときのマナー - その他
「ライブハウスで踊っていいものか?」という質問を、隣の席の方から受けたことがあ ります。その人、演奏をただじっと聴いているのが つらいみたいで、連れの方と大声でベラベラ しゃべりまくっていたのでした。ジャズライブが初めてで興味はお持ちのようだったので、あまり水をさすようなことは言いたくなくて、その場はあやふやな答え方しかできませんでした。 あとでゆっくり考えると「演奏を“踊るためのバックグラウンドミュージッ ク”としか最初から考えないならば」 と前置きした上で、「踊らないで」とはっきり伝えればよかったです。生演奏をバックに踊るタイプのお店もあるでしょうけれけど、演奏を鑑賞するタイプの普通 のJazzライブ ハウスでは踊らないですね。
だけど、そういう踊りじゃなく、聴いてて演奏に引き込まれて思わず身体を動かしたくなったら、動いていいと思うんです。
手拍子、いっしょに歌うこと、踊ることなどを、ミュージシャンがジェスチャーや言葉で観客 に呼びかけたときには、思いきりやりましょう。

休憩時間
普通は30分~1時間近くありますが、15分しかない ことも。その間、開演前と同じようなことができます。

ところで、帰る時間の都合で2 部最後までいられるかどうか心配な場合は、お店の人に言って休憩時間のうちにお会計を済ましておくことができるといいかもしれません。そうすれば、2部の演奏を、ギリギリまで1曲でも多く聴いていけます ね。ちなみに、2部のステージの長さは、アンコールを含めても1時間余りというのが一般的ですけど、ときには1時間半を超えることもあります。

そして次の項に詳しく書きますが、あこがれのミュージシャンと話したいのに2部終了の後にゆっくり会場にとどまっていられない場合、休憩時間に思い切って話しかけてみましょう。

 
ミュージシャンと話す
ライブハウスでは出演ミュージシャンがすぐ目の前を歩いていたりするので簡単に話しかけ られそうな感じですよね? でも、開演前に話しかけることはやめておいたほうがいいようです (必ずしもダメというわけじゃなく、たとえば顔見知りなら挨拶程度の会話はしますし、出演者の状況によっては丈夫だと思いますが、開演前は心の準備も含めて何かと落ち着かないこともあるかもしれません)。 1部が終わって休憩時間になったら話して大丈夫のようです。でもやっぱり一番さしつかえなさそうで安心なのは、2部の演奏も終えてリラックスしているときですね。


終演後、つまり2部のアンコールも終わったら、ミュージシャンに話しかけられるチャンスです。 ただ、ミュージシャンが楽器を片づけている間は待ったほうがいいでしょう。

出演ミュージシャンと話したい人は、何人もいます。ひと言挨拶したいお知り合いや、ちょっとでも話したいファン、サインをもらいたい人、一緒に写真 を撮らせてもらいたい人、などなどで自然に順番待ちの列ができることもあります。会場でCDを購入してそれにサインをもらいたい場合は、順番を待っている 間にCDのフィルム包装を剥がしておくとスムーズです。

休憩時間にしろ終演後にしろ、あまり込み入った話でミュージシャ ンを長くとっつかまえて放さないようなことはやめたいものです (ミュージシャンのお知り合いが話し込むのは別にして)。 そんなことを実際に誰かがしてミュージシャンを困らせている様子を私が目撃したことはありません。 ただ、そういうのを話に聞いたことはあります。 なので、私自身も気を付けたいですね。いつでもすぐに切り上げられる感じで。

休憩時間にしろ終演後にしろ、状況によってはミュージシャンが応対できないときもあるでしょうし、ミュージシャンだって 終電など帰りの都合で 急いで会場をあとにしなければならない場合もあるでしょう。なので、必ず話せると期待しないほうがいいかもしれません。


その他の注意 -- 楽器に気をつけて!

狭い会場などでは、通り道に楽器が置かれていることがあります。楽器にうっかり接触して倒したり、知ら ずに踏みつけたり(小さなパーカッション楽器など)、かすり傷をつけたりすることのないように気をつけましょ う。また、譜面台を倒して、それが楽器を直撃でもしたら大変ですのでご注意を。
先日、ギタースタンドを足にひっかけてギターをスタンドごと勢いよく転倒させてしまったシーンを目撃し、心臓が止まりそうになりました。幸いにも大丈夫で したけど、繊細なフルアコのギターですから最悪の事態も考えられました。そういうことは、あり得ないことではないのだと認識を新たにした次第です。

もしも、楽器をより安全な位置へ移動させたほうがいいと思っても、勝手に楽器に触れることはしないで、持ち主ミュージシャンに言って 動かしてもらうとよいでしょう。 楽器にもよりますが、ミュージシャンは、お客さんが自分の愛用楽器にやさしく触れるだけでもそれを見てギクッと することがあるのです。プライスレスの楽器ですからね。


【ステージ写真 (静止写真) 】 - 許可を得てから。フラッシュなしで。

撮影をお勧めしているように受け取られるといやなので弁解しておきますが、演奏をじっくり聴きたいのであれば、ステージ写真はあんまり撮らないほう がいいと思っています。特に、「いい表情を撮りたい」なんて 欲を出して カメラを構えていると、演奏のディテールは右の耳から左の耳へと抜けていってしまいます。これは悩みのタネです (泣) 
写真家さんや撮影係のような方々を別にして、単にライブに行った記念などにちょっとだけ撮りたいという程度なら、ステージの1曲目あたりに少し撮っておしま いに するか、あるいは逆にステージ最後の、演奏がほとんど終わりかけてホッとしたムードが漂いはじめたようなとき (こういうときは奏者名のコールがあって拍手したいときと重なったりするけど) に狙いを絞って撮るといいのでは?と思います。
さて、とにかく 撮りたいと決めた場合です。撮ることをお店が許してくれるかどうか、事前に確認する必要があります。客席からのステージ撮影を完全に禁止しているお 店があります。たとえば、これを書いている時点で六本木A店や横浜MB店では禁止されています。なので、出かける前でも開演前でも、とにかくお店に訊ねましょう。あるいは、お店の常連さんに聞けたらそれでこと足りるかもしれません。

それと、出演者にも写真撮影の了承をとっておくといいですね (ここで、動画と静止写真では違うので、写真の許可を得たからといって動画まで撮るのはまずいと思いますのでご注意を)。出演者に直接は聞きにくかった ら、出演者の関係者とかお店を通じて聞くこともできるで しょう。多くのミュージシャンは写真撮影をOKしてくれるでしょうし、撮ったものをEメールで送ってくださいと言われることもあるかもしれません。ただ し、撮影が許可さ れてもフラッシュは焚かないでください。事前許可を得るときにフラッシュを炊かないことを申し出ておいたほうが安心してもらえて いいかもしれません。そして、フラッシュをうっかり焚いてしまうことのないように(私がそれをやっちゃったことがあるんです.ヤバイッ と、とっさにカメラを下向きにしたので光をステージには向けずに済みました)、カメラ操作に慣れておくといいですね。万が一やっちゃっても1回くらいで とっちめられることはないと思いますが…。なお、フラッシュなしだとライブハウスのステージは光量不足気味で、カメラが一定量の光を確保しようとしてシャッタースピードを長くとるため、ブレやすいです。カメラのブレ防止機能は手ブレを軽減してくれますが、被写体の動きまでは止めることがで きません。ブレないように撮るには用意するカメラや撮り方に多少の工夫は必要でしょう。
フラッシュを使用する例外的ケースとしては、主催者側の方などが、ごく少数回だけフラッシュをご使用になる こともあるようです。たぶん、タイミングを心得ていらっしゃるのでは と思います。それを見て観客もフラッシュ使用OKだと早合点しないほうがいいでしょう。

フラッシュのほかに、もう一つ注意すべきは、カメラの操作音です。携帯電話のカメラはシャッター音が必ず出るので、ステージ中はまず使用できません。デジタルカメラでも、操作ボタンなどを押すたびにピッ、ピッという電子音を 出したり、カシャーッという電子シャッター音を出したりしますが、そういった音はたいていOFF設定にできるはずだと思います。出かける前にカメラの操作説明書を見て、音を出す機能をすべてOFFしておきましょう (わたしがその音にあせったことがあるのです、家族にカメラを貸したあとに設定が変わっていたんだと思う)。もう一つ、液晶モニター画面の明るさを 調節できるカメラの場合、ライブハウス内では暗めの画面にしておいたほうが目立たなくて気が楽です。操作説明書をなくしたら、たいていのカメラメーカーの Webサイトで取扱説明書をダウンロードできます。
また、電動ズームレンズを動かすとき や、電源をON/OFFするときに ジーッ というかなり大きな機械音をたてるカメラ機種がたまにあります。メーカーや機種によってほんとに だいぶ違うんですよ。そういう音だけはオフにしようがないです。こういう、音のうるさいカメラの場合、ステージすぐそばの席からは撮らないようにするとか、 ドラムの音や拍手の音がカメラの操作音をかき消してくれるようなときを利用するとかすればいいかもしれません。
撮った写真をWeb(ブログやホームページ) にアップするにあたって は、写ったミュージシャン(あるいはそのマネージャーなど)に了承を得ておくのがベストです。パブリシティ権、肖像権の問題があるので... 過去に、個人のWebページに掲載していた写真を 音楽事務所から注意されて取り下げた例を知っています。言われると気持ちがしぼみますよね。

 

【ステージの動画】 - たいてい不可icon. 勝手に撮らない、ましてや勝手に動画アップしないこと

ムービー撮影、そしてYouTubeなどへの動画アップについてはもっと慎重さが必要で、これはミュージシャンにしっ かり相談して事前に了承を得るべきでしょう。実演家(演奏者)の著作隣接権、作曲者の著作権にかかわることで、勝手にやると法に触れま す。撮影についてはミュージシャンだけでなく会場になるお店や主催者にも了承を得る必要があります。
ミュージシャンには、撮影してもいいかどうかの許可と、撮ったなかからどの曲をYouTubeにアップしてもいいかどうかの許可。2つの段階でそれぞれ許可が必要です。これについては信頼関係も大切でしょうね。
どんな一流奏者であっても、本人にとってWebにアップされたくない演奏というのはある はずです。というより、どうせWeb公開するならば、本人のベストに近い演奏を選びたいはずです。(できることなら、音楽の神様がおりてきたかのような素晴らしい演奏になったときのものをアップしたいでしょうが、実際にはなかなかそういう演奏を捉えらることはできないわけですが)。そういったことを意識しな がら相談してみるといいのではと思います。ミュージシャンも、内心は嫌だと思っても むげに断りにくくて 困ってしまうかもしれませんので、そのあたりを思いやる必要がありますね。また、せっかく撮ったから必ずアップ、という強引なコースはとりたくないものです。

 

さて、ライブハウスについて、私としては自分の限られた体験を中心にひととおり書いたつもりですが、ほかにも以下のような案内ページがあります。 参考に させていただきました

 ●内田修ジャズコレクション -- ラ イブ・ハウスへ行ってみよう!

●All About サイト -- 芸 術の秋、ライブハウスでジャズを聴こう!

ジャズ通り裏  の 「す ぐ出来る ジャズライブの 楽しみ方」 よっちら さんによる、拍手や掛け声の掛け方、ミュージシャンへの話しかけ方などについての解説。 ユーモアたっぷり! とても濃い文です。
 

さあて、それでは、Jazzライブハウスへ っ ♪ 

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ジャズ ライブハウスへの行き方メモ(1) 準備編

ジャズのライブについて、以前某サイトの掲示板に「はじめてだとライブハウスに入りにくい」という声がありました (それを投稿した方ご自身はもうジャズクラブ体験ずみ)。それで、ジャズのライブハウスについて、事前に知っておいたらよさそうなことを書いてみたいと思います。ライブハウスにあまりなじみのない人向けの情報のつもりです。

 

なお、ライブハウスになじみがないだけでなく、ジャズという音楽自体をこれから聴いてみようと思ってライブハウスへ行く人の場合、好みのミュージシャンもわからないし、どのライブに行くか(どこにあるライブハウスで、いつ、どのミュージシャンを聴くか)?を決めるところからして迷われるかもしれません。これは私には難しいので、すみませんがここでは対象外です。無責任ながらひと言だけ言ってみるなら、初めてジャ ズのライブに行くなら、何かのきっかけで興味を持ったり知人から薦められたライブがあれば、まずは それに行ってみることでしょうね。スタートとしてはきっと それでいいと思います。初めて行ったライブが、もしも期待したほど楽しめなかったとし たら、それは、ご自身(その時点のあなた)に、出演者のその日の演奏があまり合わなかったか、その日の客席の空気とか奏者の調子など、なにか今一つだった要素があったからかもしれません。めげずにまた機会をつくって別のジャズライブに行ってみてください。ひとくちにジャズといってもいろいろです。最初からあなたにとって入りやすいものに出逢えることを祈りますが、もしもそうじゃなくても、ちょっとだけ辛抱してもう少し出会いを求めて聴いてみてください。同じミュージシャンのライブでも、以前 聴いたときにはピンとこなかったのに しばらくぶりにもう一度聴いたら感動した! ということもあり得るのです。なので1回だけで否定的な判断を下さないでくれるといいな~ と思います。

とにかく、ここではジャズの生演奏が聴けるライブハウスという場所について書いてみます。


日本のジャズ ライブハウスへの行き方メモ〔準備編〕

 

出かける前 & お店(ジャズクラブ)に着くまで


予算

ライブハウスで1回ライブを観るための予算は、おおざっぱにいって [ミュージックチャージ(鑑賞料金)][飲食代] です。ミュージックチャージは、お店のスケジュール表などで 「MC」と略記したり、音符マーク♪で示したり、あとライブ チャージとも呼ばれるようです。
お店によっては、それに加えて [テーブルチャージ] 500円~1500円や、 5%の [税]、[サービス料] などがかかったりします。
一方、ミュージックチャージにドリンク1杯分が含まれている場合(もっと飲食したいときは、追加オーダー分を別途支払う)、あるいはミュージックチャージに食事代まで含まれていることもあります。

こういった料金は、お店のホームページに書いてあるのが普通で、そうでない場合でもお店に聞けば教えてくれます。飲食は、ミニマムオーダーとしてたとえば最低2品目注文しなければならないなどの条件のある店もまれにありますが、多くの場合、ドリンク1杯でねばっても大丈夫です(私はたいていそれ)。もちろん、飲食したい人はお店のためにも大いにオーダーしてください。食事のとてもおいしいジャズのお店もあります。 ドリンクのお値段はお店によって1杯500円~800円くらいから です。

全部合わせてお店に支払う料金は、その日の出演者やお店の立地などにもよりますが、ドリンク1杯の場合で、2000円台~6000円くらいが多いか な? 1万円とか2万円というのもたまにありますけど。4000~5000円出せば一流のすばらし~い演奏が聴けます。

一人では行きにくい?

ひとりで入りにくいような雰囲気は全然ないです。お店は一人客でも初めての客でもウェルカムですよ。私もたいてい一人で行きます。
一人連れで入る場合、どちらかというとお店のスタッフからカウンター席を勧められることが多いです。でも、もしも希望するなら、相席のテーブル席を選ぶこともたいていはOKです。
ところで、カウンター席がステージに対して背を向ける配置になっているお店があります。ステージをしっかり観たいのでそういう席を避けたいと思われるかもしれません。大丈夫、熱心に聴く雰囲気のお店の場合、ステージが始まるときに皆さん椅子の向きを回転させて体を完全にステージに向けています。

入れ替え制について

予算は、入れ替え制かどうかによっても変わってきます。

入れ替え制を説明する前にまず、ライブは、同じ日に、休憩を間にはさんで約1時間ずつ2回のステージ(ファーストセットとセカンドセット、または1 部と2部と呼ぶ)があるのが普通です。ときには短めの3回のステージとか4回のステージの場合もあります。
入れ替え制というのは、1部と2部で客を入れ替えるという意味で、1ステージごとに料金が発生します。1回のステージだけ見たらお会計を済ませてお店を出ます。1部も2部も両方観たいなら2倍の予算が必要になります。ただし、入れ替え制といっても、ミュージック チャージが1部と2部にそれぞれかかるだけでお店をいったん出る必要なしに通して観ることができる場合もあります。また、通しで観ると割引きしてもらえる場合もあります。

私がWebサイトにライブ情報をアップする場合は、入れ替え制じゃない場合が多くて、入れ替え制だとわかったときにだけそのことを明記するつもりです。けど、いちおうお店のホームページでもチェックしていただいたほうが確実ですね。

時間と交通の確認

事前に知っておく必要があるのはライブ会場(お店)までの交通開場時刻(開店時刻)開演時刻 ですね。おおよその終演時刻の目安も、 場合によっては確認しておいたほうがいいでしょう。 開演時刻は、お店のホームページに書いてあるよりも常習的に30分以上遅いようなお店もあります (表向きの時間と実情を一致させにくいらしい)。 あるいは、その日だけの事情で30分ほど遅れることもあります。ちょっと幅をみておくといいでしょう。電車を利用する人の場合、帰りに乗る路線の終 電時刻も事前にチェックしておきましょう。ライブが終わってから出演ミュージシャンにサインをもらいたいようなときには、順番待ちになることもあ るので、お店にしばらくとどまっていられるくらいの時間的余裕があったほうがいいですね。

お店に行く時間としては、開演時刻のちょっと前 までに着くことができれば望ましいです。席に通されてドリンク1杯かなにかを注文し終えてからステージが始まってくれたら聴くことに集中できますね。もし もライブハウスで食事したいならもっと早く、開演の1時間くらい前に行って開演までにある程度は食べ終えら れたほうが、落ち着いて見られるでしょう。 また、いい席をとりたいために、もっと早く行く場合もあるかと思います。

遅れて開演後にお店に着いてしまっても、超満員でなければ、途中で入れます。遅れて行って超満員でも、前売り券を持っている場合は入れます (ただし立ち見になることはあり)。 せっかく行く計画だったライブ、ちょっとくらいだったら遅れてもめげずに行きましょう。

お店までの 位置を地図上で確認したりそこまでの交通について調べるのに私は、Googleのマップや乗換案内、Yahoo地 図帳駅探 (駅探の終電案内)、ジョルダン乗り換え案内 などを使っています。

 

予約

ジャズのライブは、満席で入れないようなことは滅多にありませんが、行くと決めたライブは予約しておいたほうが安心ですし、いい席を確保できます。 予約といってもお店によってシステムが違います。開場時刻に、予約の早かった人から順に入場して自由に席を決めるタイプのお店(それより遅い時刻にお店に着くと予約した意味はなくなる)、 開演の○○分くらい前までに来店できるならその時刻まで予約席を決めてとっておいてくれる店、あるいは開演予定時刻までに行けばいいお店、など、いろいろです。予約したのに指定時刻までにお店に行けなくなった場合、お店に電話で遅れる旨を連絡すれば席をとっておいてくれるかどうか?、などはお店に尋ねてください。
予約するときにお店に伝えることは、日にち出演アーティスト(またはイベント名)、お名前人数、そしてたいていは予約者の電話番号も、です。ほかに、カウンター席がいいかテーブル席がいいかなど、どのあたりの席を希望するか聞かれることもあります。

予約を直前にキャンセルしたりすっぽかしたりすると、そのお店のシステムによっては、お店や他のお客さんに迷惑をかけることになります。予約者のためにほかのお客さんを断ってでも席を確保しておいてくれる場合です。なので、そのお店の予約の扱い方について事前によく把握して、必要に応じて早めに お店に相談・連絡するとよいでしょう。

特別なイベントで整理番号付き前売り券が発行されることがあります。私の知っているのはライブハウスJirokichi や PIT INN の場合なので、それについて書きますが。入場時刻になったら整理番号順にお店に入って自由に席をとるので、入場時刻よりも遅れて行くと、早い整理番号 を持っていても意味がなくなります。そのため、入場時刻までに行けるかどうかで違ってきます。仕事を終えてから行くような人の場合、間に合うかどうか気をもむところですね。ご参考までに、この入場時刻は、当日の出演者やお店の都合で予定より10分くらい後ろにずれこむことは珍しくなく、もっと大幅に遅れることもあります。

服装

日本のほとんどのジャズクラブでは、普通のレストランやバーに入るのと変わらないと私は思っています。お洒落したい人はしてください。Tシャツ・ジーンズ・スニーカーでも、小ぎれいに していれば全然大丈夫です。 超高級ジャズクラブに行く場合は、もうちょっとだけ気を配るといいでしょうか? あと、たとえば Billboard Live  では特定の公演日に限って ドレスコード(服装指定)を明記していることがあるようですね。そんなときは、ジャケットとかワンピースとかが必要なようです。

持っていく物
● お財布

(前売りチケットや予約番号や整理券) もしもそういったものが発行されていて入手済みならば

メモ -- 主催者や会場の電話番号。必要に応じて予約番号などの番号。はじめて行く会場なら住所やマップなども。そして電車で行く人は終電 時刻のメモ。

出演者にサインしてもら いたい場合は、そのミュージシャン名義のCDなど。ただし、サインをもらうことは100%は期待しないほうがいいかもしれません。その日の時間の都合など で難しい場合もあるでしょう。 なお、CDは会場でも購入できることが多いです。マーカーペンは、 黒の普通の油性ペンならたいてい会場に用意されていますけど、自分で持参すればなお確実ですね。なお、普通の油性ペンのインクをはじいてしまうような表面ツルツルのCDジャケットの場合は、金属・ガラスにも書けるインクで振るとカタカタ音のするタイプのペイントマーカーがいいです。一度のライブでサインをもらうのは1個かせいぜい2個程度にしておくのがいいんじゃないかと思います。多数がダメかどうかわかりませんが、人気のミュージシャンならばあまり長く独り占めしないのがいいですよね?
  出演ミュージシャンに渡したいものなど。もしもあったら。)

カメラ -- もしも使いたければ。 ただし、特にステージ写真を撮影したい場合は、主催者・お店と出演者の了承が必要です。それと、ステージをねらいたいならフラッシュなしで撮れそうな、暗さに強いカメラである必要があります。そして、ボタンを押すたびにピッ、ピッと鳴る電子音や、シャッター を押すときの 電子音がOFFの設定になっていることを事前に確認しておくとよいでしょう (カメラを人に貸した後などは設定が変わっている可能性があるのでご注意を)。液晶モニター画面の明るさについても、ステージタイムは客席が暗くてモニター画面が 明るく目立ってしまうので、暗めの設定にしておくといいと思います。

 次は (2) 当日編です

→後半のブログ記事 ジャズ ライブハウスへの行き方メモ〔当日編〕

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特製 Life is Good 携帯クリーナー (非売品)

Life is Good クリーナー表面

 

増尾好秋 『 Life is Good 』 のCDジャケットと同じデザインのクリーナーの紹介です。

上の写真の左側にあるのがそれ。写真右側は、サイズの目安においた携帯電話でちょっと旧式の厚みのあるモデル。

 

クリーナーは、CDのジャケット表(おもて)側のデザイン (テーブル上にギターがある) を使用したものと、ジャケット裏面のデザイン (増尾さんがギターを弾いている) を使用したものがあります。 この、絵柄のある面で 拭き拭きするんです。ちょっと もったいない気がしますね。

 

クリーナーのサイズは、 2.9cm × 2.8cm。 厚みはフェルト程度です。

 

下の写真は、裏側を向けたところ。この黄色く薄いシートを剥がすと、裏面が粘着面になります。

LifeisGoodCleaner2.jpg

 

裏側の粘着面は、剥がしてまた貼れるので、携帯電話などにペタっと貼り付けておいて何度でも使えます。

デジカメの液晶画面クリーニングにも使えそうですね。

けど...何枚か手元にあるものの、もったいなくて1枚も使ってみていません。

使おうと思えば使える ところが魅力で、実際には使わずに所有していることを楽しむ。そんなアイテムですね。私には。

 

Webサイトのアクセスカウンターの切り番プレゼントにしようと思います。

切りのいい○○万番 ( XX0000 番 )を獲得された方に限定。 名乗り出てくださったら2枚で1セットを郵送します。

受け取られたら、できれば増尾サイトBBSにひとことコメントをいただきたいけど、強制ではありません。

もしも名乗り出てくださった方が、切り番獲得者一覧には載っていただいても 記念品の受け取りを辞退された場合、次の大台切り番獲得者用に品物をとっておくことにします。

 

現在ちょうど14万番を超えたばかり。アクセスカウンタ20万番くらいまでは在庫が続きそうです。

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試聴 と 視聴

最近ネットで、音楽CDの「試聴」 のことを 「視聴」 と書いているケースをよく見かけるな~~と感じていました。これはもう、単なる入力ミスとかじゃなく、混同している人がけっこういるんじゃないか? と思って Google で検索してみました。

┏ "アルバムの試聴" の検索結果 約 31,200 件
┗ "アルバムの視聴" の検索結果 約 12,500 件

┏ "CDの試聴" の検索結果 約 62,100 件
┗ "CDの視聴" の検索結果 約 31,000 件
 フォトCDなどの視聴も含む

かろうじて「試聴」のほうが多いものの、「視聴」の件数の多さにはびっくりです!!
検索でヒットしたページの中には、やはり世の中の「試聴」と「視聴」の混同について指摘しているページもいくつか目につきました。


「視聴」は、テレビ・映画・動画・DVDなどを "見て"聴く ことです。

音楽CDの「試聴」は、"試しに" 聴くことで、見る行為は含まれていません。 この「見る行為が含まれていない」という点について、人によってはジャケットデザインをPC画面で見ているじゃないか、と解釈しているのかもしれません? そういう意味では「視聴」と呼んでもいいのかも。それでも「試」の文字がないと、試し聴きの意味は伝わらないですね。


CD販売店やレコード会社やアーティストがネットで提供する試聴の場合、数十秒しか聴けないとか音質などの制約があるのが普通で、もっとじっくり聴きたいなら(または気に入ったなら)購入してくださいね、ということになります。それが試聴の意味のはず。もしも「試聴」ではなく「視聴」してくださいと言われたら、あ、CD買わなくても聴かせてもらえるのね、って 受け取られてもしかたないと思いませんか? (… 実際には、多くの人にちゃんと 試聴 の意味として通じていることでしょう.笑)

 

DVD も購入前に少しだけ試しに視聴できるなんていうことに、今後なっていくでしょうか? その場合は「試視聴」でしょうね?それとも 「試覧」?

とにかく、 あまり混同した使い方が増えないでほしいな、って気がします。自分の感覚がずれてるのか?と不安になってしまうので。

さて、そこでハタと疑問に思ったのですが、DVDを観ることを DVDの「視聴」と言うけど (あるいは「閲覧とも)、 CDを "聴く" ことを漢字熟語で言いたいとき、何と言えばいいのでしょうね?

考えてみるに、テレビの「視聴」に対してラジオは「聴取」というので、それからすると CDも「聴取」と言えばいいのかな~? と。 さっそく Google してみたら、件数はごくわずかながら「CDの聴取」がヒットしました。図書館の案内などで この表現が使われていました。なので、使っても悪くはなさそうな感じですね?

だけど、「聴取」というと、やっぱり「事情聴取」を思い浮かべるし、なんだかな~。 音楽CDはあんまり "聴き取る" という感じじゃないな~~ どっちかというと「CDの鑑賞」というほうが、私にはしっくりきますけど、使える場面は限定される気がします。 あと、「CDの閲覧」はどうだろうと思ってネット検索してみたら、音楽CDではなく フォトCD の閲覧を指して使用されていました。画像・映像情報の入ったCDについて「閲覧」を使うのは 実に納得できますね。 

 

(※追記: あとになって「フォトCD」で気がついたことですが、上記のGoogleでの「CDの視聴」検索結果の中にも、映像とサウンドを含むCDの視聴、つまり正当と思われる使い方の「視聴」も若干含まれているものと思われます。)


言葉 っていろいろあるようでも、ときにはぴったりのいい表現がなくて不便に感じることがありますね。
英語なんて、日本語の「視聴する」にぴったり対応する表現がないです。 audiovisual がそれに近いけど、行為を表わす単語じゃないし。難しい~

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Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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