出逢った頃(14) 1983年1月東京でロリンズ公演

回想シリーズ 「出逢った頃」編 (1)(13) の続きです。

というわけで、念願の増尾さんライブに2夜連続で行けたし、別の日にもお話させていただけて、2回目の New York は私にとって本当に夢のようでした。ほかにも、せっかくの機会だからと思って自分の仕事と間接的に関係ある人とお会いするようなこともしました。ひどい英語力不足でストレスも味わいましたけど。貴重な体験で、短いながら充実した日々でした。

ホテルをチェックアウトして地下鉄の West 4th 駅に潜り、JFK空港行きの電車を待ちました。電車が来たら、あとは空港直通。「もう、マンハッタンの空を見ることもないんだ」と思いました。ほんとに名残り惜しかったです。乗り込むと、空港行きはほかの地下鉄電車とは椅子や手すりの配置が違っていて、何より車内が綺麗でした。New York に降り立った時に乗ったマンハッタン行き地下鉄ではそんなこと分からなかったけど、帰りは車内の雰囲気が他の地下鉄路線と違うことがよくわかって、もう帰途に入ってしまったことを感じ、寂しかったです。

当時の New York を思うと、今もワクワクが蘇ってきます。たぶん、個人的に最高の思い出ができた街だから、という理由が大きいのだと思いますが。もっと後になって New York に行ったときも、特にあのワシントン・スクエアのある一帯、グリニッジヴィレッジと呼ばれるあたりの雰囲気は本当に好きだな~と思いましたね。もしも人に過去世というものがあるならば、自分が一度過去に住んだことがあるんじゃないか?と思えるような感じです。
ただ、90年代あたりからNew Yorkは比較的きれいで安全になったそうで、私が当時持ったイメージと今はちょっと違うかもしれないです。ジャズシーンもだいぶ変わりましたしね。地価が高騰して、若手アーティストなどは住みにくくなったでしょうね。おそらくアーティストにとっては1970年代、80年代もすごく競争の激しい厳しい街だったんだろうなと思いますが、今はもっと厳しいのかなと想像します。

1980年と82年のNY旅行の思い出は、私にとって宝物になりました。それまでの私は長年家族に重病人がいて医療費や介護などでの負担があり余裕のない生活でしたし、家族旅行を一度もしたことがありませんでした。経済的なことだけでなく、考えもどっちかというと真面目で堅苦しい家庭でした。自分のありったけのお小遣いや時間やエネルギーを、言ってみれば「遊行」に注ぎ込むなんて、私にとってはかなり大それたことだったのです。それが、思い切ってやってみたら、手作り旅行の充実感は、「遊行」と呼ぶにはそぐわない、自分にとって価値あるものでした。また、たまたま計画段階からいくつかのラッキーに助けられたこともあり、そして何より、増尾さんのお人柄のおかげで、とびっきりいい思いをさせていただいたわけです。それまでの人生で少しずつ自分の奥底に溜まってつっかえていた何か(いじけ心のようなもの?)がスコーンと取り払われたかのように、スカッと 晴れ晴れした すがすがしい 心持ちになりました。

増尾さんの音楽に出逢うだけでもすごく心の励みになりましたが、このNY旅行で増尾さんにはとても返せないほどの大きな借りを作ったというか、いただきものをしてしまいました。そして、その影響で私は転職さえもして、今の仕事につながっています(転職は正解だったと思っています)。

さて、私が2回目のNY旅行から帰国したのが12月9日でしたが、それから1カ月もしない1983年1月には増尾さんはソニー・ロリンズ バンドのメンバーとして来日しました。ロリンズが『Reel Life』というニューアルバムのリリースに合わせて日本ツアーに来たのです。その『Reel Life』では、増尾さんがギターで参加されているだけでなく、増尾さんの楽曲 Sonnyside Up も提供しています。

楽しみにしていたロリンズ来日直前の年末、私はひどい風邪を引きました、一人暮らしだったし近くの薬局が開いてなくて元日と2日は薬を買うこともできず、きつかったのを覚えています。熱が続くこと3日間。早く治そうとできるだけ寝ていました。
1月4日に、なんとか治りかけて病み上がりの足どりで、ロリンズの初日公演のある芝の郵便貯金ホールへ向かいました。寝てばかりいたので筋肉が少し落ちたようで、久しぶりに外を歩くと足元フラフラとおぼつかなかったです。開演に間に合うのがやっとでした。開演の少し前にメンバーが会場のロビーかどこかで樽酒を割っていたとは、後になって雑誌の記事か何かの写真で知ったこと。ううぅ、見られなかったのはちと残念。でも、無事にコンサートに行って楽しめてよかった!

1月8日土曜と9日日曜の新宿 厚生年金会館にも行きました。

9日が東京公演の最後でした。終演後に楽屋口へ行くと、渡辺香津美さんや峰厚介さんが増尾さんに簡単に挨拶していかれました。そして私もご挨拶。そこで たまたま出会った二人連れのファンが増尾さんと並んで記念写真をとらせてもらっていて、私も撮ってくれました。後日、現像・プリントした写真をいただきいたのがこれです。

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このとき、ロリンズ公演のお仕事以外に、今回の来日で増尾さんどこかで演奏される予定はないんですか? ってうかがったら、今はないけど、もしも決まったら教えてあげる、とのこと! 自分の連絡先をお伝えしなきゃ、と思ったら、「大丈夫、ここに(メモが)あるから」と、大きな茶封筒を指さしました。う、嬉しい!私の連絡先を持っていてくれるなんて! (もしかして、マドリードからカードをくれたときのメモがそのまま残っていたのかしら? たぶん茶封筒の中はノートだと思います。)
そしてなんと、「これからもこういうコンサートのときは楽屋に来てよ 」と言ってくれました! 私の受けた感じでは、来てもいいよ、ウェルカムだよ、という 許可 を、増尾さん流のフレンドリーな言い方で明言してくれたんですね。だって増尾さん、大ホールに出演されるときも、ステージ上から客席に知っている人がいないかと一人一人見ていて 話しかけたそうですから。

それまで何度か楽屋などに行けて話せて「わぉ!会えた、話せた、ラッキー!」なんて思っていた私。もうこれからは、ビクビクせずに知り合いや関係者みたいな顔して入って行ける!永久パスポートをもらったみたい ... (パスポートといっても、増尾さんご本人は私に言ったことを忘れるかもしれなかったけど、自分がそういうことをしても迷惑がられないとわかったことが私には大事なポイントだったのです。でも私のような者が大勢いると困りますけどね。抜けがけすみません)

その日、帰宅後もしばらくはコンサートの演奏と、楽屋での会話を思い出しながら ボーーッ としていました。湯船に浸かりながら(安アパートだったので風呂がなく、隣にあった銭湯の大~きな湯船でした)、増尾さんの言葉をリフレインしつつ、なんだかとっても幸せ気分に包まれていました。それまでの小躍りするようなキャピキャピした喜びとかホクホクした嬉しさとかではなく、ジワーーッ とくる静かで持続的な満足感でした。


以来、私の増尾さんライブの追っかけはずっと今も続いています。

彼のオフィシャルなウェブサイトをやるようになってからも、たまに どうかすると、楽屋へ行くのを一瞬ためらいそうになる小心者の心が顔を出すのですが、それはたぶん昔 追っかけをしていたときの気分なのでしょうね。だって、演奏を聴くとやっぱり世界のマスオさんで、音は温かくフレンドリーだけれど、近づきがたいほど大きな人だとも感じるから。

(完)

回想シリーズ 「出逢った頃」編 を お読みくださり、ありがとうございました。 

なお、上記の後どうなったか気になる方のために簡単に書いておきますと、ロリンズ日本ツアーで日本にご滞在中の1月26日に池袋で元章さんのバンドに加わって演奏されることが急きょ決まり、前日に教えていただいて行きました。夕方4時からという、私の勤務時間中でしたが、これも超ラッキーなことにうまく都合がついて行くことができたのです。増尾さんに関しては私はほんとにラッキーなことが多かったです。 web拍手 by FC2

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出逢った頃(13) 1982年ワシントンスクエア

回想 「出逢った頃」 シリーズ (1)(12) の続きです。

このシリーズ、最終話を手前に、長いこと中断してしまいました。その間いろいろありまして…。 でも先月、増尾さんのライブでお会いした怜零(れいれい)さんから「続きを」と背中を押していただいたので、私自身気になっていた続きを書いてしまいます。去年夏に、1982年NY旅行のプリント写真をようやくスキャンしておいたので、それら写真のなかからいくつかここにシェアします。スキャン画像を公開用にサイズ調整したり色あせを若干色補正したり、と1枚1枚個別に編集してがんばりました。


7th Ave South 通り沿いのクラブ 7th Ave South での増尾さんバンド2日目に、増尾さんは私のその後の滞在予定を聞いてくれて、なんと、日をあらためて会ってくださることになりました! わぁ~ 嬉しいっっ!! 迷わずありがたく時間を約束させていただきました。
自分の当時のメモを見ると、3日後にあたる12月4日のお昼過ぎに、まずは確認のお電話をいただいたようです。それから14時台に、私の泊まっていたアール・ホテルの前まで来てくださいました。

下の写真がホテル前の様子です。何げなく撮った1枚でしたが、逆光気味で雰囲気があって我ながら気に入っているのです。左手の建物がアール・ホテルです。写真をクリックして拡大表示すると、入口に Hotel Earl の文字が見えます。右手前方に見える木立はワシントン・スクエアの一角です。

Hotel Earl 前とワシントンスクエア

アール・ホテル は、増尾さんの当時のお住まいから徒歩10分くらいと思われます。以前の記事に書きましたが、このホテルは現在の Washington Square Hotel の位置にあり(ただし当時は今と違って格安ホテルでした)、住所は 103 Waverly Place, New York, NY 10011 USA。Google Maps などに住所を入力すると今では簡単に詳細マップを見ることができますし、ストリートビューさえも観られますね。

コールをいただいて、私は小躍りするような気分で2階の部屋から階段を下りました。ホテル正面出入口の外に増尾さんがいらっしゃるのがすぐにわかりました。当時流行していたウォークマンタイプのポータブル カセット プレーヤーをお聴きになっていたようで、ご挨拶するとヘッドフォンををカジュアルなショルダーバッグにしまわれました。あのとき何を聴いていらしたのだろうかと、今になってちょっと気になります。尋ねてメモしておけたらよかったかな。

増尾さんと、ホテル前の Waverly Place 通りをワシントン・スクウェアに向かって歩き始めました。進むとすぐに通りの名が「Washington Square North」に変わります。ワシントン・スクエアを囲む四辺の通りのうち北辺の通りです。スクエア北側中央には下の写真のような大きなアーチがあり、そこから少し入ると広場中央の噴水(冬は水が出ていない)があります。噴水近くは特に、楽器演奏とか大道芸をやっている人たちが集まっています。下の写真は、別の日に撮影したワシントン広場です。

ワシントンスクエア

増尾さんと同じ場所を通ったときは土曜の午後で、写真よりいっそう賑やかだったような気がします。なんとアップライト ピアノを引いている男性までいました。そばにリヤカーみたいな大きな台車があるのを増尾さんが指さして、「彼はピアノをいつもあれに載せて運んでくるんだ」と教えてくれました。えぇ゛っ ?!ピアノを手動の台車で運ぶとは?! @_@ 台に載せたり降ろしたりはどうやるんだろ? すごいパワフルなおじさんですね。ほかにも知ってるミュージシャンがいるようで、増尾さんにとってここは実にご近所なんだな~と実感しました。

ワシントン・スクエアから西端の Washington Square West に出ました。その通りは南側の Macdougal St にまっすぐ繋がっています。Macdougal St のカフェに入りました。正直のところカフェと呼ぶのがふさわしい店だったのかどうかもわかりませんけど、とにかくコーヒーを注文しました。

そこでしばらくお話させていただき、写真も撮らせていただきました。増尾さんが私の簡易カメラのシャッターを押してもくれました。次の4枚がそのときのすべてです。大失敗はありませんでしたが、私が撮らせていただいたのは、ピンボケもあって素晴らしい被写体のわりにもったいない出来で、すみません。

Y.Masuo 1982年12月-1

Y.Masuo 1982年12月-2

私(昔の)が写っている写真は、窓の外の様子などがわかるので2枚とも貼り付けておきます。

Kaco in NY 1982 -1

Kaco in NY, 1982-2

<追記> このとき何をお話したかほとんど思い出せなかったのですが、このページを公開した翌日に1つ、シェアできる内容を思い出しました。スペインにいらしたときについてです。増尾さんは、その秋にソニー・ロリンズ バンドのメンバーとしてヨーロッパ各地を演奏して巡回されたばかりでした。10月にスペインのマドリードから私にカードを送ってくださったことは「出遭った頃(10)」に書いた通りです。スペインに行った折に、本場のフラメンコを観に行ったそうです。踊り子さんたち「一人一人違っていて、ジャズみたいなんだ。良かったよ」と、だいたいそういった内容のことを話してくれました。<追記 ここまで>

この夢のようなシチュエーションで、もちろん緊張はしていましたが、増尾さんのフレンドリーな雰囲気に助けられて、たぶんわりと普通に話せたのではと思います。お店を出たところで解散しました。この、Macdougal St 沿いのお店に入った出来事を、増尾さんが後々まで覚えてくださってることが後でわかり、大大感激です。東京から来たとんでもない押しかけファン1人のために貴重なお時間を割いていただき、本当に感謝しています。

下の写真2枚は、NY滞在の最終日、翌日朝にはホテルをチェックアウトするという日に、ブランチをとったお店で撮ったものです。7th Ave. (7番街) または 7th Ave. South に面したお店だったと記憶しています。お店の入口部分が幅広の歩道に張り出しているこのような建物が多くて、写真でもガラス越しに見える向かい側の建物のなかに似たような造りがありますね。

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このお店で食べたほうれん草オムレツは、おそらく卵3個使用。ホウレンソウもたっぷり。私にはボリュームありすぎだったけどそれなりに美味しかった。このお店にいたときの気分、覚えています。もう最後の日だと思うと名残惜しくて…

実はこの25年後、Blue Note New York で増尾さんを聴くために久しぶりに NY へ行ったときに、Blue Note に加えて日本食レストランでも生演奏を聴けたのですが、そのレストランも同じく 7th Ave South 沿いで、住所は 133 7Avenue South New York NY 10014 でした。かなり近いんだと思います。けど、昔オムレツを食べた店がどこにあるかは分からずじまいでした。もうなくなっているんだろうと思って、必死には探しませんでした。

(※ (14) へ続く ) web拍手 by FC2

岡田勉さん支援の輪

日本ジャズ界の重鎮ベーシスト岡田勉さんが長期に渡り闘病中です。岡田さんを励まし治療費の助けになるようにと、ギタリスト増尾好秋さんの発案で今年2013年3月に岡田さんの曲 Laughing Heartがレコーディングされ、チャリティCDとして5月から販売されています。名古屋で5月6日開催の岡田さん支援 Get Well Ben チャリティコンサートの会場で販売されたのを皮切りに、首都圏のほか名古屋, 大阪, 福岡の一部のジャズクラブでも販売されています。取扱店一覧など入手に関する情報は、増尾サイトでご案内し、随時更新しています(PCの方はこちらまたはモバイルの方はこちら)。

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Laughing Heart」  1曲のみ収録   500円
作曲: 岡田勉, アートワーク: 柴田雄一郎
演奏: ヒコのりベンBand+2 〔 峰厚介(ts)、野力奏一(keyb, arr)、
             村上寛(ds)、増尾好秋(g)、鈴木良雄(b)〕
このCDの収益はすべて、ベーシスト岡田勉の治療費のために寄付されます。

詳しくは、From Masuo (増尾好秋からのメッセージ) ブログの次の記事でどうぞ。
プレゼント (4/14)
プレゼント.... の追伸 (04/19)
お知らせ! (05/22)

このCDの印刷を(株)メディアスタイリストさんが引き受けてくださったこともあり、社長の西松さんがあちこちのジャズクラブにCDを届けるなど、ボランティアで精力的に宣伝してくださっています。CD取扱中のジャズクラブさま、ありがとうございます。ほかにもご協力くださるお店はメディアスタイリストHPこちらをご覧ください。
CDをレコーディングしたヒコのりベンBandメンバーはもちろんのこと、ほかにも多くのミュージシャンがライブハウスのステージなどでこのCDについて紹介・宣伝してくださったり購入してくださったりしています。その模様を以下の写真でご覧いただけます。写真は西松さんからご提供いただきました。すべての協力ミュージシャンを網羅できていませんが。支援の輪が広がっている様子を感じていただけたらと思います。

20130531-2116.jpg 峰厚介(ts) さん

20130528-2033.jpg
鈴木良雄(b) さん。 両隣に 井上信平(fl) さんと野力奏一(p) さん

20130717-1921.jpg 日野皓正(ts) さん

20130619-2013.jpg チコ本田 (vo) さん

20130619-2014.jpg 竹内直(sax) さん

20130628-2033.jpg 中本マリ(vo) さん、後方は鈴木良雄(b) さん

20130709-2028.jpg 清水くるみ(p) さん、後ろ姿は米木康志(b) さん

上記の方々に限らず、ほかにも多くのミュージシャン、音楽関係者の方々に、さまざまな形でご協力いただいています。ありがとうございます。

そして最後に、現在病院でリハビリをしている岡田さんの最近の写真です。7月18日撮影。
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岡田さん、少しずつでも元気になってくださいね!

なお、9月~11月に増尾好秋さんがアメリカから再びやって来て日本で演奏される予定で、その折に、このCDをレコーディングしたヒコのりベン+2のメンバーが揃って「岡田勉さんを励ますスペシャルセッション」を行います。
ヒコのりベン+2のセッションは、2013年9月29日@横浜Dolphy、11月4日@新宿PIT INN の合わせて2回。

写真:西松氏、文:増尾好秋Webサイト管理人 web拍手 by FC2

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増尾好秋Power Spot 2012秋 写真集 (2)

写真集 (1) の続きです。以下は私の撮影によるものです。

写真集 (1) が海老原さんの写真で終わったので、続きは海老原さんの写真から。
海老原淳子さんは歌うだけでなく、ふだんはピアノの弾き語りもされます。Power Spotバンドではピアノは弾きませんが、鍵盤ハーモニカでソロ。
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次は、キーボードの黒瀬香菜さん。次の2枚は 11/19銀座 No Bird にて。
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さらに、11/27 横浜KAMOME での黒瀬香菜さん 2枚。
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次は横山氏のブラシワークの写真。普段、ステートアヘッドなジャズばかり演奏している横山氏が、Power Spot では超珍しくロックビートも刻んでくれています。彼は子供の頃はロックも演奏していたけれども、プロになってからは ほとんど演奏していないとのこと。Power Spot での演奏も、回を重ねるごとに彼のたたき出すビートがかっこよくなってきているように感じます。
でも、Power Spot バンドはこんな曲もやるんです↓
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ブラシワークなら横山和明氏の十八番といってもいいのでは。ちなみに写真は 12/3 Body&Soulにて。

最後の写真は、11/25 水道橋 東京倶楽部での集合写真です。
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そして最後に、西松さんと山下さんの撮影による Power Spot の動画をどうぞ。曲は Dealing with Life と Leader です。
増尾好秋Power Spotバンド Dealing with Life (別タブで開く)
増尾好秋Power Spotバンド Leader (別タブで開く)

2013年も 1月末から2月にかけて入間(埼玉県)、東海、関西、東京 などで Power Spot の公演が予定されています。【追記】この2013年1-2月の Power Spot バンドのほうがいっそうバンドとしてよくなっていました。


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増尾好秋Power Spot 2012秋 写真集 (1)

増尾好秋さんの2012年秋 日本ツアーのときの写真が増尾さんのサイトのレポート ページにありますが、そのページに載りきらない写真を、ここで公開します。

Power Spot バンドの東京でのライブを西松さんと山下さんが動画撮影してくださいました。その動画から静止画を切り出したものを、西松さんから多数いただいたので、その中からいくつかここにアップします。黒瀬香菜さんのブログにアップされているものと多少ダブルかと思いますがご容赦を。

まずは、11/13 新宿Pit Inn の模様から

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グレッグ・リー (electric bass)、 増尾好秋 (electric guitar)

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増尾好秋 (el. g)、 横山和明(drums)

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黒瀬香菜 (keyboard)、グレッグ・リー (el. bass)、増尾好秋 (el. g)、横山和明(drums)

※黒瀬香菜さんはオルガニストで、オルガンの場合は二段の鍵盤+ペダル鍵盤付きのものを弾きますが、Power Spot にはベーシスト Gregg がいるので、1段だけのキーボードです。でも、曲によっては一部 彼女が左手でベースパートを弾くこともあります。
香菜さんはもともとはロック少女だったそうで、あとでジャズも演くようになったとのこと。ロックビートの効いたノリノリの曲はおまかせ! どんな感じの曲もあっという間にものにしてしまいそうなパワーを感じます。


次の写真は、12/3 Body&Soul。開演前に、メンバーが円陣を組んでいるところ。貴重な写真ですね。
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グレッグ・リー (el. bass)、増尾好秋 (el. g)、横山和明(drums)

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海老原淳子 (vocal, perc)、 増尾好秋 (electric guitar, vocal)

まだあります。続きは、写真集 (2) へ。 web拍手 by FC2

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増尾好秋バンド Power Spot リハーサル中!

増尾さんが今年(2012年)春に、ほぼ30年ぶりに自己のバンドを結成。
バンド名は「Power Spot」

秋にはメンバーがちょっと入れ替わり、11月13日からの公演に向けてリハーサル中。

これは10月31日、2回目のリハーサルの様子です。

2012/10/31 Power Spot のリハーサル
(※クリックで拡大表示)
増尾好秋 (g), 横山和明 (ds), グレッグ・リー (b) 黒瀬香菜 (keyb)

Power Spot リハーサル
増尾好秋 (g), 黒瀬香菜 (keyb)

Power Spot のライブでは このメンバー4人に ゲスト 海老原淳子 (vo, pianica, perc) さんも加わります。


リハーサルでPower Spotメンバー集合
左から順に、グレッグ・リー(b), 横山和明(ds), 黒瀬香菜(keyb), 増尾好秋(g)
※写真は PIT INN の前で。この撮影アングルは バンド リーダー増尾さんのアイディアによるものです。(増尾さんのイメージしたとおりに撮れたかどうかはわからないけれど)

Power Spot グレッグ・リー,横山和明,黒瀬香菜, 増尾好秋
(※これもクリックで拡大表示)

リハーサルは、スムーズに進行してなかなかいい感じ。
あと1回、日を改めて通しでリハーサルして、それから ライブだそうです。

楽しみ♪

Power Spot バンドでは 増尾さんのオリジナル曲ばかり演奏していて、何十年ぶりに生演奏される曲もあります。
特に30年前の増尾さんバンドの曲を好きだった人は見逃せません。それに、昔のオリジナル曲に新しい味を加えて演奏したり、最近の曲も...と盛り沢山!

予定されている Power Spot バンドのライブは次のとおり
【2012年】
 ●11/13 (火) 新宿 PIT INN
 ●11/19 (月) 銀座 No Bird
 ●11/25 (日) 水道橋 東京倶楽部
 ●11/27 (火) 横浜 KAMOME
 ●12/3 (月) 南青山 Body&Soul

【2013年】1月末~2月 に地方などでもライブがありそうです。

増尾さんは Power Spot 以外にもいろいろなメンバー編成で演奏される予定があります!
たとえば、盟友チンさん鈴木良雄(b)とのデュオや、ギターファンにとって垂涎のギターデュオ(with 小泉清人)や、 垂涎のギタートリオ(with 道下和彦(g) and 小畑和彦(g))。それに、Power Spotバンドに黒瀬香菜さんをメンバーとして迎えるきっかけとなった、canatrio (道下和彦 g, 黒瀬香菜 org, 松山修さん ds) に増尾さんがゲストで加わるライブなど。
次のページで是非 スケジュールをチェックしてください!!
■パソコン向け:www.ymasuo.com/news.htm
■携帯電話向け:www.ymasuo.com/i/index.shtml
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出逢った頃(12) 念願のMasuoさんライブin NY '82

※回想「出逢った頃」 (1)(11) の続きです。


いよいよ ブレッカーズ・ブラザーズのお店 7th Ave. South へ向かいます。

店の前はこんな感じ。(前記事でも紹介のムック「サウンド・イン・ニューヨーク」より)

Sound in NYの7th Ave. South店構え写真


ずっと心に抱いて準備してきた私の1つの計画……「遠い憧れの街ニューヨーク、しかも増尾さんが活動拠点に選んでいる街ニューヨークで、憧れの増尾さんを聴く」 という夢が、いよいよ実現しようとしているわけです。本当に この場所、この時間 で間違いないんだろうか? いや、間違いないはずなんだけど、何か半信半疑なんですよね。そのせいか、店の前とか店に入ったときに興奮がクライマックス、という感じではありませんでした。
それに、成田へ向かったときからドキドキワクワクしていて、ずっと興奮が続いてましたし、慣れないことばかりでけっこう緊張も続いていました。 時差の影響で良く寝ていなかったし、どこか頭の芯がボーッと麻痺しているような感じでした。

7th Ave. South は2階にステージがあります。ライブをしっかり観て聴きたい客は2階の席。1階は、たぶん2階から聞こえてくる音を軽く楽しみながら飲むみたいな感じのところなのでしょう。なんちゅう贅沢な……。私は1階をのぞいてみるほどの余裕はなく、すぐに店の階段を上っていきました。

その日、そこに、間違いなく増尾さんがいて、演奏してくれました。ここまでたどり着く道のりの何と長かったことよ! 生で姿を拝めるだけでもう感動です。どのタイミングでご挨拶したんだったか、そのあたりは覚えていなくてちょっと残念。

7th Ave. South で演奏された曲は、当時の最新アルバム Mellow Focus と、その前のアルバム The Song Is You And Me の中からでした。それと当時未発表だった新曲 Sonnyside Up も演奏してくれましたよ。Sonnyside Up を聴いて一発で気に入りました。曲自体もタイトルのネーミングも いいな って思ったのを覚えています。その1カ月後の1983年1月発売のアルバム『Reel Life / ソニー・ロリンズ』に、この増尾さんの曲が入っていたわけですが、私はニューヨークで一足早く生で耳にすることができたわけです。
増尾さんは、ストラトみたいなギター(たぶんGreco SE-1000T)と、セミアコっぽく見えるギター(たぶんYamaha SA-1200)を持ち替えて使用されました。T.M. Stevens 、も、ダブルネックベースと普通のベースを2本使用しました。細かいことは、ちゃんとメモらなかったので、ごめんなさい、この程度しか書けないです。まさか何十年後にそれについて公開日記を書くことになるとはね。
ただ、強く印象に残ったので覚えていることは、Bluesion の演奏に圧倒されたことです。アルバム『The Song Is You And Me 』の中ではこの Bluesion という曲、特に大好きというほどでもなかったのです。でも、クラブの生演奏ではバンド全体がもっと激しく奔放で、このままどこへ行ってしまうんだ~?!って感じ。異空間へ飛ばされました。「この曲、ほんとは こんな凄い曲だったんだっ!」 おそらくスタジオや大ホールではこれほど思いっきりの良い演奏はなかなか 滅多にできるものじゃないだろうな~~ なんて思ったものです。ほかの曲では、もちろん増尾さんの流麗でメロディックなギターも楽しませてくれましたよ。

テーブルで会計するとき、あれ?って思いました。いやに安い。ミュージックチャージが含まれてない?‥‥店員さんがいうには、増尾さんが私をゲスト扱いにしてくれたのです。え~~っ?! このライブのことを事前に教えてもらっただけでも増尾さんにご迷惑をおかけしたのにぃ。 一介のファンの身でそこまでしていただいて、もう~~~感激するやら恐縮するやら。どうやってお返しすればいいのか わからなくなってしまいます。とりあえず精一杯の気持ちをこめてお礼をいいました。

そして、店から帰ろうとする私に増尾さんは、(ニューヨークで深夜に女一人は)危ないから、と心配してわざわざ店の外まで一緒に出てくださって、7th Ave を流れるタクシーをつかまえてくださいました。徒歩でなくちゃんとタクシーで帰りなさいよ、という保護者的なお心遣いもあったと思っています(万一私が事件に巻き込まれたら増尾さんとしても困るでしょうから)。そして、タクシーのドアをエスコート役のように開けて私が乗るのを見届けてくれました。ちなみに、タクシーのドアは日本の自動開閉式と違って客が手で開閉します。車の中から増尾さんに会釈。世界のマスオさんにわざわざ見送ってまでいただいて申し訳ない。それがライブ一日目でした。

もう、何がなんだかわからない。興奮しながらも、運転手さんには慣れない英語でちゃんと行先を言ったようです。ホテルの場所をどう伝えたかまるっきり覚えていないけど、問題なくスムーズにホテルに着いたのでした。

2日目夜のセブンス・アベニュー・サウスは、T.M.スティーブンスの奥様タカ子さん(タカちゃん)がいて休憩時間に同じテーブルに腰かけてくれ、ちょっとお話しました。その日は増尾さんの奥様シャーリーさん、そのお姉さまジュディさんも見えていました。演奏内容は、1日目と2日目の違いも覚えていないです(すみません!)。曲目は同じ(ほぼ同じ?)だったと思います。大満足したことだけは間違いないです!

終わってから、記念に増尾さんと一緒に写真を撮らせてほしいとお願いしたら、増尾さんは仲間を呼び集めてくれて、6人の集合写真となりました。私の持って行ったカメラをお店のスタッフに渡してたった1回だけ、シャッターを押してもらいました。あの頃はデジカメじゃなくフィルムカメラですから、その場で撮れているか確認できません。しかもあの安いカメラ、一度ダブル露出になったこともありましたし(たぶんフィルム巻き上げ忘れ防止機能の不具合)、フィルムを東京に無事に持ち帰って現像に出すまでの間は撮れているかどうか心配でした。でも、ちゃんと撮れていました!! しかも、誰も目をつむらないでちゃんと写ってる!私には奇跡的に思えました。

1982年12月1日7th Ave. Southにて記念写真
(クリックするともうちょっと大きくなります)


以来、この写真をB5くらいのサイズに引き延ばして、額縁に入れて私の部屋にず~~~っと(笑)飾ってあります。その間2回の引っ越しを経ています。

(13) に続く web拍手 by FC2

テーマ : '70年から'80年の洋楽
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プロフィール

Kaco

Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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