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岡田勉さん支援の輪

日本ジャズ界の重鎮ベーシスト岡田勉さんが長期に渡り闘病中です。岡田さんを励まし治療費の助けになるようにと、ギタリスト増尾好秋さんの発案で今年2013年3月に岡田さんの曲 Laughing Heartがレコーディングされ、チャリティCDとして5月から販売されています。名古屋で5月6日開催の岡田さん支援 Get Well Ben チャリティコンサートの会場で販売されたのを皮切りに、首都圏のほか名古屋, 大阪, 福岡の一部のジャズクラブでも販売されています。取扱店一覧など入手に関する情報は、増尾サイトでご案内し、随時更新しています(PCの方はこちらまたはモバイルの方はこちら)。

laughingh165.jpg laughingh_inside180.jpg laughingh_disc180.jpg
Laughing Heart」  1曲のみ収録   500円
作曲: 岡田勉, アートワーク: 柴田雄一郎
演奏: ヒコのりベンBand+2 〔 峰厚介(ts)、野力奏一(keyb, arr)、
             村上寛(ds)、増尾好秋(g)、鈴木良雄(b)〕
このCDの収益はすべて、ベーシスト岡田勉の治療費のために寄付されます。

詳しくは、From Masuo (増尾好秋からのメッセージ) ブログの次の記事でどうぞ。
プレゼント (4/14)
プレゼント.... の追伸 (04/19)
お知らせ! (05/22)

このCDの印刷を(株)メディアスタイリストさんが引き受けてくださったこともあり、社長の西松さんがあちこちのジャズクラブにCDを届けるなど、ボランティアで精力的に宣伝してくださっています。CD取扱中のジャズクラブさま、ありがとうございます。ほかにもご協力くださるお店はメディアスタイリストHPこちらをご覧ください。
CDをレコーディングしたヒコのりベンBandメンバーはもちろんのこと、ほかにも多くのミュージシャンがライブハウスのステージなどでこのCDについて紹介・宣伝してくださったり購入してくださったりしています。その模様を以下の写真でご覧いただけます。写真は西松さんからご提供いただきました。すべての協力ミュージシャンを網羅できていませんが。支援の輪が広がっている様子を感じていただけたらと思います。

20130531-2116.jpg 峰厚介(ts) さん

20130528-2033.jpg
鈴木良雄(b) さん。 両隣に 井上信平(fl) さんと野力奏一(p) さん

20130717-1921.jpg 日野皓正(ts) さん

20130619-2013.jpg チコ本田 (vo) さん

20130619-2014.jpg 竹内直(sax) さん

20130628-2033.jpg 中本マリ(vo) さん、後方は鈴木良雄(b) さん

20130709-2028.jpg 清水くるみ(p) さん、後ろ姿は米木康志(b) さん

上記の方々に限らず、ほかにも多くのミュージシャン、音楽関係者の方々に、さまざまな形でご協力いただいています。ありがとうございます。

そして最後に、現在病院でリハビリをしている岡田さんの最近の写真です。7月18日撮影。
20130718-okada25.jpg
岡田さん、少しずつでも元気になってくださいね!

なお、9月~11月に増尾好秋さんがアメリカから再びやって来て日本で演奏される予定で、その折に、このCDをレコーディングしたヒコのりベン+2のメンバーが揃って「岡田勉さんを励ますスペシャルセッション」を行います。
ヒコのりベン+2のセッションは、2013年9月29日@横浜Dolphy、11月4日@新宿PIT INN の合わせて2回。

写真:西松氏、文:増尾好秋Webサイト管理人
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

増尾好秋Power Spot 2012秋 写真集 (2)

写真集 (1) の続きです。以下は私の撮影によるものです。

写真集 (1) が海老原さんの写真で終わったので、続きは海老原さんの写真から。
海老原淳子さんは歌うだけでなく、ふだんはピアノの弾き語りもされます。Power Spotバンドではピアノは弾きませんが、鍵盤ハーモニカでソロ。
1125_P1010814s.jpg


次は、キーボードの黒瀬香菜さん。次の2枚は 11/19銀座 No Bird にて。
1119_P1010741s.jpg

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さらに、11/27 横浜KAMOME での黒瀬香菜さん 2枚。
1127_MVI_0152-3-s.jpg

1127_MVI_0152-4s.jpg


次は横山氏のブラシワークの写真。普段、ステートアヘッドなジャズばかり演奏している横山氏が、Power Spot では超珍しくロックビートも刻んでくれています。彼は子供の頃はロックも演奏していたけれども、プロになってからは ほとんど演奏していないとのこと。Power Spot での演奏も、回を重ねるごとに彼のたたき出すビートがかっこよくなってきているように感じます。
でも、Power Spot バンドはこんな曲もやるんです↓
1203_P1010925s.jpg
ブラシワークなら横山和明氏の十八番といってもいいのでは。ちなみに写真は 12/3 Body&Soulにて。

最後の写真は、11/25 水道橋 東京倶楽部での集合写真です。
1125_P1010822s.jpg


そして最後に、西松さんと山下さんの撮影による Power Spot の動画をどうぞ。曲は Dealing with Life と Leader です。
増尾好秋Power Spotバンド Dealing with Life (別タブで開く)
増尾好秋Power Spotバンド Leader (別タブで開く)

2013年も 1月末から2月にかけて入間(埼玉県)、東海、関西、東京 などで Power Spot の公演が予定されています。【追記】この2013年1-2月の Power Spot バンドのほうがいっそうバンドとしてよくなっていました。


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テーマ : エレキギター
ジャンル : 音楽

増尾好秋Power Spot 2012秋 写真集 (1)

増尾好秋さんの2012年秋 日本ツアーのときの写真が増尾さんのサイトのレポート ページにありますが、そのページに載りきらない写真を、ここで公開します。

Power Spot バンドの東京でのライブを西松さんと山下さんが動画撮影してくださいました。その動画から静止画を切り出したものを、西松さんから多数いただいたので、その中からいくつかここにアップします。黒瀬香菜さんのブログにアップされているものと多少ダブルかと思いますがご容赦を。

まずは、11/13 新宿Pit Inn の模様から

1113pit0032(4).jpg
グレッグ・リー (electric bass)、 増尾好秋 (electric guitar)

1113pit1031(19).jpg
増尾好秋 (el. g)、 横山和明(drums)

1113pit3308(2).jpg
黒瀬香菜 (keyboard)、グレッグ・リー (el. bass)、増尾好秋 (el. g)、横山和明(drums)

※黒瀬香菜さんはオルガニストで、オルガンの場合は二段の鍵盤+ペダル鍵盤付きのものを弾きますが、Power Spot にはベーシスト Gregg がいるので、1段だけのキーボードです。でも、曲によっては一部 彼女が左手でベースパートを弾くこともあります。
香菜さんはもともとはロック少女だったそうで、あとでジャズも演くようになったとのこと。ロックビートの効いたノリノリの曲はおまかせ! どんな感じの曲もあっという間にものにしてしまいそうなパワーを感じます。


次の写真は、12/3 Body&Soul。開演前に、メンバーが円陣を組んでいるところ。貴重な写真ですね。
1203circle5s.jpg


1203_200752(11)s.jpg
グレッグ・リー (el. bass)、増尾好秋 (el. g)、横山和明(drums)

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海老原淳子 (vocal, perc)、 増尾好秋 (electric guitar, vocal)

まだあります。続きは、写真集 (2) へ。 web拍手 by FC2

テーマ : エレキギター
ジャンル : 音楽

増尾好秋バンド Power Spot リハーサル中!

増尾さんが今年(2012年)春に、ほぼ30年ぶりに自己のバンドを結成。
バンド名は「Power Spot」

秋にはメンバーがちょっと入れ替わり、11月13日からの公演に向けてリハーサル中。

これは10月31日、2回目のリハーサルの様子です。

2012/10/31 Power Spot のリハーサル
(※クリックで拡大表示)
増尾好秋 (g), 横山和明 (ds), グレッグ・リー (b) 黒瀬香菜 (keyb)

Power Spot リハーサル
増尾好秋 (g), 黒瀬香菜 (keyb)

Power Spot のライブでは このメンバー4人に ゲスト 海老原淳子 (vo, pianica, perc) さんも加わります。


リハーサルでPower Spotメンバー集合
左から順に、グレッグ・リー(b), 横山和明(ds), 黒瀬香菜(keyb), 増尾好秋(g)
※写真は PIT INN の前で。この撮影アングルは バンド リーダー増尾さんのアイディアによるものです。(増尾さんのイメージしたとおりに撮れたかどうかはわからないけれど)

Power Spot グレッグ・リー,横山和明,黒瀬香菜, 増尾好秋
(※これもクリックで拡大表示)

リハーサルは、スムーズに進行してなかなかいい感じ。
あと1回、日を改めて通しでリハーサルして、それから ライブだそうです。

楽しみ♪

Power Spot バンドでは 増尾さんのオリジナル曲ばかり演奏していて、何十年ぶりに生演奏される曲もあります。
特に30年前の増尾さんバンドの曲を好きだった人は見逃せません。それに、昔のオリジナル曲に新しい味を加えて演奏したり、最近の曲も...と盛り沢山!

予定されている Power Spot バンドのライブは次のとおり
【2012年】
 ●11/13 (火) 新宿 PIT INN
 ●11/19 (月) 銀座 No Bird
 ●11/25 (日) 水道橋 東京倶楽部
 ●11/27 (火) 横浜 KAMOME
 ●12/3 (月) 南青山 Body&Soul

【2013年】1月末~2月 に地方などでもライブがありそうです。

増尾さんは Power Spot 以外にもいろいろなメンバー編成で演奏される予定があります!
たとえば、盟友チンさん鈴木良雄(b)とのデュオや、ギターファンにとって垂涎のギターデュオ(with 小泉清人)や、 垂涎のギタートリオ(with 道下和彦(g) and 小畑和彦(g))。それに、Power Spotバンドに黒瀬香菜さんをメンバーとして迎えるきっかけとなった、canatrio (道下和彦 g, 黒瀬香菜 org, 松山修さん ds) に増尾さんがゲストで加わるライブなど。
次のページで是非 スケジュールをチェックしてください!!
■パソコン向け:www.ymasuo.com/news.htm
■携帯電話向け:www.ymasuo.com/i/index.shtml
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

出逢った頃(12) 念願のMasuoさんライブin NY '82

※回想「出逢った頃」 (1)(11) の続きです。


いよいよ ブレッカーズ・ブラザーズのお店 7th Ave. South へ向かいます。

店の前はこんな感じ。(前記事でも紹介のムック「サウンド・イン・ニューヨーク」より)

Sound in NYの7th Ave. South店構え写真


ずっと心に抱いて準備してきた私の1つの計画……「遠い憧れの街ニューヨーク、しかも増尾さんが活動拠点に選んでいる街ニューヨークで、憧れの増尾さんを聴く」 という夢が、いよいよ実現しようとしているわけです。本当に この場所、この時間 で間違いないんだろうか? いや、間違いないはずなんだけど、何か半信半疑なんですよね。そのせいか、店の前とか店に入ったときに興奮がクライマックス、という感じではありませんでした。
それに、成田へ向かったときからドキドキワクワクしていて、ずっと興奮が続いてましたし、慣れないことばかりでけっこう緊張も続いていました。 時差の影響で良く寝ていなかったし、どこか頭の芯がボーッと麻痺しているような感じでした。

7th Ave. South は2階にステージがあります。ライブをしっかり観て聴きたい客は2階の席。1階は、たぶん2階から聞こえてくる音を軽く楽しみながら飲むみたいな感じのところなのでしょう。なんちゅう贅沢な……。私は1階をのぞいてみるほどの余裕はなく、すぐに店の階段を上っていきました。

その日、そこに、間違いなく増尾さんがいて、演奏してくれました。ここまでたどり着く道のりの何と長かったことよ! 生で姿を拝めるだけでもう感動です。どのタイミングでご挨拶したんだったか、そのあたりは覚えていなくてちょっと残念。

7th Ave. South で演奏された曲は、当時の最新アルバム Mellow Focus と、その前のアルバム The Song Is You And Me の中からでした。それと当時未発表だった新曲 Sonnyside Up も演奏してくれましたよ。Sonnyside Up を聴いて一発で気に入りました。曲自体もタイトルのネーミングも いいな って思ったのを覚えています。その1カ月後の1983年1月発売のアルバム『Reel Life / ソニー・ロリンズ』に、この増尾さんの曲が入っていたわけですが、私はニューヨークで一足早く生で耳にすることができたわけです。
増尾さんは、ストラトみたいなギター(たぶんGreco SE-1000T)と、セミアコっぽく見えるギター(たぶんYamaha SA-1200)を持ち替えて使用されました。T.M. Stevens 、も、ダブルネックベースと普通のベースを2本使用しました。細かいことは、ちゃんとメモらなかったので、ごめんなさい、この程度しか書けないです。まさか何十年後にそれについて公開日記を書くことになるとはね。
ただ、強く印象に残ったので覚えていることは、Bluesion の演奏に圧倒されたことです。アルバム『The Song Is You And Me 』の中ではこの Bluesion という曲、特に大好きというほどでもなかったのです。でも、クラブの生演奏ではバンド全体がもっと激しく奔放で、このままどこへ行ってしまうんだ~?!って感じ。異空間へ飛ばされました。「この曲、ほんとは こんな凄い曲だったんだっ!」 おそらくスタジオや大ホールではこれほど思いっきりの良い演奏はなかなか 滅多にできるものじゃないだろうな~~ なんて思ったものです。ほかの曲では、もちろん増尾さんの流麗でメロディックなギターも楽しませてくれましたよ。

テーブルで会計するとき、あれ?って思いました。いやに安い。ミュージックチャージが含まれてない?‥‥店員さんがいうには、増尾さんが私をゲスト扱いにしてくれたのです。え~~っ?! このライブのことを事前に教えてもらっただけでも増尾さんにご迷惑をおかけしたのにぃ。 一介のファンの身でそこまでしていただいて、もう~~~感激するやら恐縮するやら。どうやってお返しすればいいのか わからなくなってしまいます。とりあえず精一杯の気持ちをこめてお礼をいいました。

そして、店から帰ろうとする私に増尾さんは、(ニューヨークで深夜に女一人は)危ないから、と心配してわざわざ店の外まで一緒に出てくださって、7th Ave を流れるタクシーをつかまえてくださいました。徒歩でなくちゃんとタクシーで帰りなさいよ、という保護者的なお心遣いもあったと思っています(万一私が事件に巻き込まれたら増尾さんとしても困るでしょうから)。そして、タクシーのドアをエスコート役のように開けて私が乗るのを見届けてくれました。ちなみに、タクシーのドアは日本の自動開閉式と違って客が手で開閉します。車の中から増尾さんに会釈。世界のマスオさんにわざわざ見送ってまでいただいて申し訳ない。それがライブ一日目でした。

もう、何がなんだかわからない。興奮しながらも、運転手さんには慣れない英語でちゃんと行先を言ったようです。ホテルの場所をどう伝えたかまるっきり覚えていないけど、問題なくスムーズにホテルに着いたのでした。

2日目夜のセブンス・アベニュー・サウスは、T.M.スティーブンスの奥様タカ子さん(タカちゃん)がいて休憩時間に同じテーブルに腰かけてくれ、ちょっとお話しました。その日は増尾さんの奥様シャーリーさん、そのお姉さまジュディさんも見えていました。演奏内容は、1日目と2日目の違いも覚えていないです(すみません!)。曲目は同じ(ほぼ同じ?)だったと思います。大満足したことだけは間違いないです!

終わってから、記念に増尾さんと一緒に写真を撮らせてほしいとお願いしたら、増尾さんは仲間を呼び集めてくれて、6人の集合写真となりました。私の持って行ったカメラをお店のスタッフに渡してたった1回だけ、シャッターを押してもらいました。あの頃はデジカメじゃなくフィルムカメラですから、その場で撮れているか確認できません。しかもあの安いカメラ、一度ダブル露出になったこともありましたし(たぶんフィルム巻き上げ忘れ防止機能の不具合)、フィルムを東京に無事に持ち帰って現像に出すまでの間は撮れているかどうか心配でした。でも、ちゃんと撮れていました!! しかも、誰も目をつむらないでちゃんと写ってる!私には奇跡的に思えました。

1982年12月1日7th Ave. Southにて記念写真
(クリックするともうちょっと大きくなります)


以来、この写真をB5くらいのサイズに引き延ばして、額縁に入れて私の部屋にず~~~っと(笑)飾ってあります。その間2回の引っ越しを経ています。

※ あと1~2回で終わらせます。 web拍手 by FC2

テーマ : '70年から'80年の洋楽
ジャンル : 音楽

出逢った頃(11) 2度目のNYと7th Ave South

※回想「出逢った頃」シリーズ。続きです。(ちょっと追記&画像追加しました 8/2 )

2回目のニューヨーク旅行は、初めてのときと違ってパッケージツアーを利用せず、航空券もホテルもそれぞれ自分で手配しようと心に決めていました。

ホテルの予約は、今みたいにEメール通信できないので、航空便レターで問い合せてから予約金を国際郵便為替で送って確認をもらうという方法。こういうことは日数がかかるので、ホテルへの事前の問い合せは、まだ増尾さんからの連絡待ちで出発日が決定していないうちからすでにやり始めていました。(最初の問い合せくらいは手紙じゃなく国際電話で聞く手もあったけど、国際通話料はとにかく高かったし、たぶん英語での通話で簡潔に間違いなくやりとりできるか自信がなかったんだと思う。) また、パスポートも取り直す必要があったのですが、それも早めに取得済みでした。気の早いことにトラベラーズチェックも既に買ってありました。増尾さんから連絡をいただいて日程が決まってからはじめて準備を開始するのでは、ひょっとしたら準備期間が足りないかもしれませんからね。

あと、アメリカ大使館へ自分で出向いて観光ビザの申請。当時はまだビザが必要でした。
航空券は雑誌か何かの広告で見つけた小規模な格安店で購入しました。
こういった準備がどれもほとんど初めてのことで、ちょっと緊張しながらも楽しみながらやりました。

ちなみに、ニューヨークまでの往復航空券が22万8000円(高かった)。ホテルはシャワー付きのシングルで1泊27ドルでした。ホテル代は今の相場よりは安いのですが、当時1ドル=278円だったので、円に換算すると1泊 7,524円でした。

ああ、当時こんなに円が安かったんだから、日本の工場が、メーカーが、まだ元気だったんですね~(遠い目)

そして、1982年11月29日朝、一人ワクワクしながら成田へ向かい、前回の大韓航空とは違い憧れの Pan Am (パンナム) 航空のニューヨーク直行便で日本を発ちました。普通は給油のためにアラスカ州のアンカレッジにいったん立ち寄るわけで、あの頃は直行便はそんなに多くなかったです。

29日の朝、ニューヨークのケネディ空港に到着。ちゃんと迷わず地下鉄に乗れるだろうか?なんて心配は無用だったみたいで、スムーズに地下鉄に乗ってマンハッタンに入り、ウェスト・ヴィレッジにある West 4th 駅で降りて地上へ。ワシントン・スクエアの方へ向かってちょっと歩くと、予約しておいたホテル、Earl Hotel です。フロントに女性と男性が1人ずついて、男性のほうが階段から2階の部屋へと案内してくれくれました。窓からワシントンスクエアが見えます。部屋は安いだけあって一見うす汚れた感じだけど、掃除はしてあるようでした。ちなみにこのホテル、現在は Washington Square Hotelという名に変わって室内も高級っぽくなったようで、ネットでちょっと調べてみたところ1泊少なくとも200ドル以上するみたい。シングルの料金がなくなった(つまり一人で泊まっても二人で泊まっても合計料金は同じ)せいもあるでしょうし、なによりニューヨークのホテルの相場自体がものすごく上がったからもあるでしょうけど。もう私には絶対に泊まれないホテルになってしまいました(泣) いえ、今からでもうんとリッチになれたらまた泊まれるかもしれないけれど、そこまでしてねぇ ...

ホテルに荷物を置いていったん落ち着いてから、外へ出て 翌日増尾さんが出演する予定のお店、7th Avenue South の位置を確認しに行きました。ホテルから徒歩で行けるんです。もちろんそういう位置のホテルを選んだわけですが。ほんとに近くてそれが嬉しくて ...

7th Ave. South(セブンス・アヴェニュー・サウス)というお店は、マンハッタンの 7th Ave. South という通り沿いにありました。お店の名前と通りの名前が同じなのでややこしい! オーナーはブレッカー・ブラザーズで、1977年から1987年まで営業。7th Ave. South 通りは、 マンハッタンを南北に走る7th Ave.通り(7番街通り)の南端が “ ~South”という名に変わってそのままさらに南へ伸びる部分です。

サウンド・イン・ニューヨーク表紙


1981年11月15日発行のムック 「サウンド・イン・ニューヨーク」 (スイングジャーナル別冊)に、このお店を紹介する見開き記事がありました。

7th Ave.Southの紹介記事1ページ目 7th Ave.Southの紹介記事2ページ目


SinNYの7th Ave. South住所記述


店の住所番地は、 21  7th Ave. South, New York, NY 。上の記事の手書きマップは簡略化しすぎで交差する道路との位置関係が私にはかえって分かりづらいです。Leroy street は 7th Ave. South 通り(縦線| )に対して直角( - )ではなく斜め( / )ですから。正確に確認するには Yahoo! Maps などがいいですね。(→ Yahoo! Maps で 7th Ave. Southのあった位置を表示)。また、Google地図でも住所 21 7th Ave. South, New York を入力して検索すれば一発です。

お店はすぐに見つかって、その日の私の位置確認は完了! 

今回の記事に書いた パンナム航空も、7th Ave South も、オーナーの一人だったマイケルブレッカーも、もうこの世にないんだと思うと、時の流れを感じますね ...
あ、でも増尾さんはご健在だ! よかったよかった。 web拍手 by FC2

出逢った頃(10) New Yorkライブ追っかけ計画-再NY旅行へ向けて

※回想「出逢った頃」シリーズ。続きです。

武道館の楽屋で増尾夫妻とお話できたのが1982年4月。
その年の7月に夏のボーナスが出た頃には私の貯金もだいぶたまったので、いよいよ秋に再びニューヨークへ行こうと計画しはじめました。

2回目になるニューヨーク旅行では今度こそ、日取りを増尾さんのライブに合わせなければ、私にとって高い旅費を払う意味がありません。何月何日にニューヨークのどこで増尾さんの生演奏が聴ける、という情報を事前に日本で得る必要がありました。しかも、そのライブの直前ではなく数週間以上前に知ることができなければ、格安航空券を入手したり仕事の休みを工面したりできません。

インターネットのホームページとかEメールがなかった当時、ライブの予定を増尾さん宅に電話で聞いていいと武道館楽屋で奥様シャーリーさんからうかがったので、図々しいけれどお言葉に甘えることにしました。といっても、いきなり国際電話してうまく話せる自信がありません(初のニューヨーク旅行で電話したときは勢いで掛けることができたけど… )。電話する前に、まずは手紙で事情を書くことにしました。秋に増尾さんのライブ演奏を聴きにニューヨークへ行きたいので、スケジュールをうかがいたく、お電話させていただきますのでよろしくお願いします、といった内容。実際にはもう少し丁寧に、自分の気持ちなどもしたためたと思います。その手紙を投函した後、届くのに十二分と思われる日数をあけてから、思い切って電話を掛けました。8月半ばのことでした。

電話の向こうの増尾さんは、私からの手紙をすでにご覧になっていたようで、「あー 」とすぐにわかってくれて、用件を伝えるのは楽でした。「今はね~、ニューヨークでやる予定ないの」 「9月にやるかもわかんないから電話してあげる。」 ひぇ~、それは申し訳ない。国際通話料金を増尾さんに負担させることになってしまう。電話を受ける側の私が通話料を負担するコレクト・コールにしてもらえばいいかな?という考えが頭をよぎったけど、節約暮らしの私は、コレクト・コール料金のほうが高いことを意識してしまいました。しかも増尾さんと話している最中なので、"いえ、コレクトで…" などと逆提案する余裕もなく、そのまま通話を終えてしまいました。ま、後日に清算またはお礼という手もあるか ... 
(※参考:当時の国際自動ダイヤル通話料金をネットで調べてみました。日→米 1980年:2430円/3分、 1982年:1830円/3分 http://www.caa.go.jp/seikatsu/koukyou/com/co02.html )

それから2週間ほどして増尾さんから電話をいただきました。9月に演るかもしれなかったのが結局なくなったとのこと。そして、また新たに決まったら郵便で教えてくださる、ということになりました。

いやはや、1回電話で話すたびにドキドキものでキンチョーするので、一大イベントです。ちなみに、ずっと後になって知ったことですが、このやりとりをしていた時期(1982年8月)、増尾さんはテナーサックスのソニー・ロリンズのバンドに再び入って仕事をされていたのです。8月7日にカナダのモントリオールで収録されたコンサートの映像が後にビデオテープやレーザーディスクやDVDで発売されて、私もDVDを持っています。

それから郵便での連絡を待ちました。これがまた私には問題だったのです。その頃住んでいた安アパートは、戸別の郵便受けがなく、大家さん気付けで受け取るしかありませんでした。まず1階に住む大家さんのところに届いて、大家のおばさんがそれを2階の各部屋まで持ってきてくれます。部屋を留守にしているとドアの隙間に挟んでくれたり、下に落ちていたりします。そして、大家さんは、ときどき郵便物を数日間溜め込むきらいがありました。そりゃ大家さんだって、ときには旅行もするでしょうしね。おかげで、コンサートの割引招待券を、コンサート当日を過ぎてから受け取った、なんてこともありました(ダイレクトメールなので、大家さんは大事じゃないと思ったのかも)。

こんな調子で、もしも増尾さんからの郵便が大家さんのところで滞留したり紛失なんてしたら困る。それだけは絶対に食い止めなくては… というわけで大家さんに、アメリカから何か郵便来てませんか? 近いうちに大切な手紙がくるかもしれないのでよろしく、とお願いしておきました。

しかし、なかなか便りは来ません。1カ月ほど経ってだんだん心配になってきました。どうしよう。もしも、ライブの直前に知らせが届いたら、割安航空券と休暇の手配がうまくいかないかもしれない。ここまで図々しく増尾さんに尋ねておいて、「連絡いただいたのにニューヨークに行けない」なんてことになったら、と考えると真っ青です。いやいや、そんなこと心配してもしょうがない。とにかく待つしかない。

10月に入ってもただただ日が過ぎていきます。毎日アパートへ帰るたびに、今日は来てないかな?と気にするようになりました。最悪の場合、何かの事情で航空便が届かないなどの可能性だってあります。それに、ライブの日があまりに後ろにずれこむと、旅行のための仕事休みを取りにくくなる可能性があったのです。不安に押しつぶされそうな気分に、何度かなりました。

でも、もしも問題が発生して行けなかったら、そのときはそのときじゃないか。自分にできるだけのことをして、それでもダメなら誠意を込めて事情を話せば増尾さんはおそらく気を悪くするような人じゃない。もう運を天にまかせるようなつもりで、何とか心を保っていました。

10月も終わりの頃、大家さんが「来たわよ!」と戸口まで持ってきてくれました。
海外からのカードです! 見たことのある文字。
でも、よく見ると ニューヨークからではありません。




なんと、
スペインにいる増尾さんから!!!!!


増尾さんは10月13日からロリンズのバンドでヨーロッパツアー中で、スペインのマドリッドから絵ハガキを投函してくれたのでした。明るくフレンドリーなメッセージがあって、最後のほうに「11月30日と12月1日 7th Ave South でやる事になっています。11月20日前後にSonny RollinsのバンドでBottom Lineでもやる事になっています。」 

なんて 心にくい 演出 ! ......感激です

私の住所を旅先まで持っていってくださったのですね。

行ける! ニューヨークに行ける!

準備期間が1カ月ある。格安航空券を購入するのに十分な日数があるし、旅行する時期は仕事休みをとれるギリギリの範囲内。やった!!!!!


できることなら11月20日前後のボトムラインでのロリンズと、11月30日&12月1日の7th Ave South の両方をカバーできるように滞在期間をとりたかったものの、仕事を休める日数に限りがあり、両方は無理。しかも、ボトムラインのほうはぴったり20日かどうかわからないので断念し、7th Ave South のみに照準を合わせることにしました。11月29日出発して9泊11日間の旅です。 いざ、2回目のニューヨークへ! web拍手 by FC2
プロフィール

Kaco

Author:Kaco
一番好きなミュージシャンの公式ファンサイト を趣味で編集・管理しています。東京在住。音楽と無関係の仕事と雑事にいつも追われています。猫大好きですが、飼ってはいません。上のネコちゃん写真は米国PA州にあるM邸で撮影(→詳細はこの記事)。私へのメールは、当ブログのメール送信フォーム、または上記サイトの送信フォームから。

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